【経営】世の中の今の動きを理解する「組織管理の考え方を変えるネコ型・イヌ型人材」

社会環境が激変し、働き方も多様化する中で、企業を支える人材にも変化が起きています。上司と部下とのコミュニケーションや職場のマネジメントが難しくなってきた、その背景を分析してみると・・・・・・

あくまで自己実現を追求するネコ型人材
組織や仲間のために尽くすイヌ型人材


あくまで自己実現を追求するネコ型人材 			組織や仲間のために尽くすイヌ型人材

会社で働く人たちの仕事観や人生観が大きく変わってきています。「なぜ、すぐに辞めてしまうのか」「私のメッセージにどうして反応しないのか」と、経営者が戸惑う場面も増えているようです。昨今の人材の特徴を、ネコ型とイヌ型に分けてみました。

ネコ型人材は今の若い人たちに多いタイプです。興味があるのは、自分にとって面白いと思える仕事、自己成長に役立つ仕事や企業。組織への忠誠心は希薄で、会社の宴会や社員旅行は敬遠。「一流」とか「大会社」といったことにも魅力を感じず、自分に合うと実感できる仕事がなければ容易に転職していきます。

イヌ型人材は、日本の高度経済成長を支えてきた「お父さん」たちが典型です。自社の成長、ひいては自分の豊かさを信じて「会社のため」「仲間のため」にがんばります。忘年会や新年会といった組織単位のつきあいを大切にするので、暗黙知の共有は容易。イヌ集団には強い求心力が働いているといえるでしょう。

イヌ上司がネコ部下にイヌ型行動を強要し、ネコたちが悲鳴を上げる、といった場面もあちこちで起きているようです。人生観や仕事観が異なる人材が職場に混在しているのですから、従来とは異なるマネジメントをしていく必要ありそうです。

参考:『2010年 日本の経営』(東洋経済新報社)
掲載日:2007/07/09
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