NEWS RELEASE
ブロードバンド利用者が3人に1人を超える
-情報通信利用に関する第12回実態調査を実施-

2002年11月20日
NRI野村総合研究所

 NRI野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久)は、通信/放送/コンピュータ等の幅広い情報通信機器、および関連サービスに関する日本人の利用実態や動向について調査を実施しました。これは、1997年3月から半年毎に実施している定点観測調査の第12回目にあたります。
 この生活者アンケート調査は、層化二段無作為抽出法により、全国15~69歳の男女2,400人を抽出し、訪問留置方式で2002年9月に実施しました。第11回までは15~59歳を調査対象としましたが、情報通信利用の高年齢層への浸透に鑑み、今回から60代も調査対象に加えました。有効回答は1,703サンプル(回収率: 71.0%)でした。
 主な調査結果は以下の通りです(特に注釈のない数字は、時系列比較のため15~59歳対象です)。

15~59歳層の67.2%がインターネットを利用。「ユビキタス比率」は7.8%へ
 自宅のパソコン(自宅PC)だけでなく、職場や学校のPCや携帯電話単体(iモード等)での利用を合わせると、67.2%(60代を含めると60.9%)がインターネットを利用しています。7.8%の人々は、「携帯電話単体と自宅のブロードバンドの両方でインターネットを利用」しています。この比率を、ユビキタス・ネットワーク社会の進展度合いを表わす一つの指標として、「ユビキタス比率」と呼びますが、この1年間で約3倍に増加しています。

ブロードバンドの利用者は、自宅でインターネットを利用する人の37.1%へ。ADSLが急増
 自宅PCでインターネットを利用している人のうち、ADSL(22.1%)、CATVインターネット(13.0%)や、光ファイバー(2.1%)等、ブロードバンド回線の利用者の割合が1年間で21.6ポイント増加し、37.1%(60代を含めると36.7%)になりました。この急増を牽引しているのはADSLです。ブロードバンド利用者の増加とともに、月間のインターネット利用時間が、半年前の13.8時間から17.2時間に増加しています。

ブロードバンド利用者の5割が、IP電話を既に利用しているか、将来的に利用することを希望
 60代を含むブロードバンド利用者の5割が、またブロードバンド利用意向者については4割強が、IP電話を既に利用しているか、将来的に利用することを希望しています。

無線LANは飲食店のほか、公民館・図書館等や新幹線車内・駅などでの利用が希望されている
 無線LANを利用したい人の割合は、「無料ならば利用したい(33.9%)」を含めて、4割程度です。利用したい場所としては、喫茶店・カフェが利用意向者の57.1%と最も高く、公共施設(公民館、図書館等)(38.2%)、自動車内(30.0%)等がそれに続きます。

携帯電話やパソコンが女性層や50代以上にも浸透
 携帯電話の個人利用率は、82.0%(60代を含めると76.2%)と8割を超え、自宅でのパソコンの個人利用率も、53.3%(60代を含めると49.0%)と5割を超えました。過去数年の動きを見ると、いずれも女性層での増加が顕著です。携帯電話の個人利用率についてみると、男性50代では74.7%、男性60代では52.3%、女性50代では49.7%、女性60代では35.9%となっており、男性60代や女性50代でも約半数が利用しています。

携帯電話利用者の1割が電話機に付いたカメラを利用
 カメラ付携帯電話の保有者は、60代を含む携帯電話利用者の11.9%ですが、そのうち大半の10.0%が実際にそのカメラを利用しています。ただし、カメラ付携帯電話の保有率や利用頻度の年代による差は大きく、現状は10~20代の若年層が利用の中心です。

英語版は こちら

上記参考資料をPDFファイルで作成しました。 pdf (136KB)
過去(第1回~11回)の結果については、 こちらを参照ください。

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NRI野村総合研究所 広報部 井筒、徳重
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