NRIデータサービス


News Release
システム運用共通基盤製品「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」が
オラクル・データベース管理ツール「PA4」との連携を実現

~運用ルールに沿った情報の抽出・選択で、迅速な障害原因、障害箇所の特定を可能に~

2003年12月17日
NRIデータサービス株式会社

  NRIデータサービス株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、社長:大野 健)は、大規模情報システムを中心に普及しているOracle RAC(オラクル・リアル・アプリケーション・クラスターズ)の稼働状態を詳細に監視し、万が一の障害原因を迅速に特定できるソフトを開発、本日より発売いたしました。これは、弊社のシステム運用共通基盤製品「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」と、株式会社アクアシステムズ(本社:東京都新宿区、取締役社長:赤間 保)のオラクル・データベース管理ツール「パフォーマンス・アナライザー4(以下、PA4)」との連携を実現可能にする接続用プログラム「パフォーマンス・アナライザー4用接続アダプタ」の開発により実現したもので、他の運用管理ツールが収集した情報と照らしながら、障害の原因がデータベースにあるのか否かを自動的に切り分けることが可能です。これにより初動対応を迅速化でき早期復旧を支援することができます。

 「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」は、NRIデータサービスが開発・販売する効率的なシステム運用を実現するための運用共通基盤製品です。HP、IBM、日立製作所、富士通、NRIデータサービスほか各社の運用管理ツールを相互に連携して、システムに関する情報を統合的に収集し、その情報を、ルールに基づいて選択・抽出し、グラフィカルな表示、自動アクションの実行などを行うことができます。一方、「PA4」はアクアシステムズが開発したオラクル・データベースの「チューニング」「監視」「管理」を支援する統合管理ツールです。通常の運用管理ツールでは困難とされてきた、大規模システムを中心に急速に普及している Oracle RACの詳細な監視が可能です。

 これまで、オラクル・データベースの高度な管理のためには通常の運用管理ツールと、「PA4」のようなデータベースの監視とチューニングに特化した高性能のツールを併用する必要がありました。しかし、各ツールから得られた情報をユーザが判断する必要があるため、例えばアプリケーションの稼働に異常が生じた場合に、それがシステムの問題か、それともデータベースの問題かの切り分け、原因特定に手間取り、対処に時間がかかるといった問題がありました。
 今回、「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」と、「PA4」が連携することで、各社の運用管理ツールが取得したシステム全般の稼働情報と、「PA4」が取得したオラクル・データベースの詳細な稼働情報とを総合的に利用し、運用ルールによる情報の抽出・選択、自動アクションの実行、グラフィカルな画面表示等が可能となります。これにより迅速な障害原因、障害箇所の特定や、オラクル・データベースを含む総合的なシステムの運用効率化を図ることができます。また、Oracleのバージョンやクラスタ構成の有無に関わらず複数のデータベースを統合的に管理し、その監視情報を「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」に連携することが可能です。

 「パフォーマンス アナライザー4用接続アダプタ」の価格は40万円、初年度20セットの販売を見込んでおります。

【NRIデータサービス株式会社について】
NRIデータサービス株式会社は、NRI(野村総合研究所)グループにおけるサービスソリューション部門として、金融・流通分野などでのネットワーク/サーバのシステム設計、構築、運用を事業の柱とする会社です。長年蓄積してきたITノウハウを駆使し、情報世紀のインフラを支え、社会に貢献することを使命としています。

【NRIデータサービス株式会社 会社概要】
本社所在地 〒240-8513 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町129番地6
代表電話番号 045-336-1000
資本金 10億円
社長 大野 健
従業員数  719名(2003年4月1日現在)
売上実績 2002年度/642億円

【お問い合わせ先】
NRIデータサービス株式会社 MSP事業本部 小池 
TEL:03-5201-0622 E-mail: seninfo@nri.co.jp

【参考製品情報1】
「パフォーマンス アナライザー4用接続アダプタ」について


連携対象製品名
株式会社アクアシステムズ製 Oracleチューニング&監視ツール「パフォーマンス・アナライザー4」

連携する機能
パフォーマンス・アナライザー4」のオラクル・データベース監視機能
オラクル・データベースの障害・レスポンス劣化、システムリソース、実データなど「パフォーマンス・アナライザー4」による約50種類の調査項目を「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」で取得し、他の運用管理ツールからの情報とあわせて利用することが可能です。

「パフォーマンス・アナライザー4」による主な監視内容と連携による効果の例
1. システム障害の検知
システムに障害が発生した場合、「パフォーマンス・アナライザー4」がオラクル・データベースの障害とその内容を詳細に監視しているため、「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」は、他の運用管理ツールの収集した情報に照らして、障害の原因がデータベースにあるのか否かを自動的に切り分けることが可能です。これにより初動対応を迅速化でき早期復旧を支援することができます。
2. パフォーマンス低下の検知
同様に、システムのパフォーマンスが低下した場合でも原因がデータベース自体にあるのか、それ以外の場所にあるのかを的確に切り分けることができます。また逆にOracleの負荷情報をもとに「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」側で運用メッセージのフィルタリングルールや、表示画面、オペレータに示す手順ガイド等を変更したり、外部にコマンドを発行してシステムの構成をダイナミックに変更する等の処置を自動的に行うことが可能です。
3. システムリソース不足や限界値超過の検知
システム障害となりうるシステムと、データベースのリソースの限界を総合的に見極めることが可能になり、的確な予防措置を講じることで、障害の発生を防止することができます。
例えば、データ量が大きく変動するようなシステムでも、ストレージシステム上での見かけの占有容量と、データベース内のデータ容量の両方を常に正確に把握することができ、さらにその値に基づいて適切な運用を行うことができます。
4. データ不整合の検知
業務ロジックのデータ不整合を迅速に検知し、処理の正確性の保証に役立てることができます。
5. Oracle RAC構成の監視
「パフォーマンス・アナライザー4」にRACオプションを追加することでOracle9i リアル・アプリケーション・クラスターを採用しているクラスタシステム構成の監視をより詳細に行うことが可能です。「パフォーマンス・アナライザー4」のRACオプションは、Oracle8.0~Oracle9iR2に対応しており、Oracleのバージョンやクラスタ構成の有無に関わらず複数のデータベースを1つのマネージャから管理し、その監視情報を「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」に一括して連携することができます。

価格
「パフォーマンス アナライザー4用接続アダプタ」1本あたり40万円
※「パフォーマンス・アナライザー4」の1マネージャと「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」との連携につき1つ必要です。
※「パフォーマンス・アナライザー4」と「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」は別途必要です。


【参考製品情報2】
「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」について


 
「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」は、NRIデータサービスが開発・販売するシステム運用の効率化のための運用共通基盤製品です。
 複数の運用管理ツールを相互に連携して、システムに関する情報を統合的に収集し、その情報を、ルールに基づいて選択・抽出し、グラフィカルな表示、自動アクションの実行などを行うことができます。これにより例えば以下のような利用が可能です。
・利用する運用管理ツール、プラットフォームに依存しない標準的な運用方式の構築
・システム情報に基づく自動的なメッセージの切り分け、取捨選択、不要メッセージの削減
・運用現場と開発部門との情報伝達の効率化(必要情報を担当別にグラフィカルに表示)
・運用手順をルールとして設定することによる運用の半自動化、自動化、ナビゲーション
・各種のレポートの作成、定型業務の自動化 など


主な製品構成および価格
基本パッケージ 1,196万円~
  スマート・エンタープライズ・ナビゲーターサーバー(ハブ機能、ルールエンジン機能)を提供する本製品の基本モジュール一式です。専用コンソール(ソフトウェア)2セットを含みます
コンソール(追加用) 48万円
  本製品専用の操作・表示用ソフトウェアです。基本パッケージに附属のものと同等です。同時に3つ以上のコンソールが必要な場合に、基本パッケージに追加してご利用いただけます。
接続アダプタ 40万円~
  各種運用管理製品等と本製品の接続用プログラムです。
接続対象となる個々の運用管理製品等ごとに個別に用意されます。

接続可能な主な管理ツール等
「スマート・エンタープライズ・ナビゲーター」は「パフォーマンス・アナライザー4」の他にも以下のような運用管理製品との連携が可能です。(一部予定を含みます)
 NRIデータサービス製 統合運用管理製品 千手ファミリー
 HP製 管理ソフトウェア製品 OpenView
 IBM製 システム管理製品 Tivoli
 日立製作所製 統合システム運用管理製品 JP1
 富士通製 統合運用管理ソフトウェア製品 SystemWalker
 日本電気製 統合運用管理ミドルウェア製品 WebSAM
 BMCソフトウェア製 ヘルプデスクシステム製品 Action Request System(Remedy)
 SNMPエージェントとなる各種ネットワーク機器  
 各社メインフレーム  
 ワークフロー管理ツール  
 その他管理ログ出力が可能なシステム管理製品、アプリケーション等全般
  ※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

稼働環境
Windows 2000/ Windows XP
※上記は本製品自体の稼働に必要な環境です。
 接続対象となる各種製品、機器等の稼働環境は、上記に限定されません。


製品問合せ先…NRIデータサービス
TEL:0120-736-878 E-mail:seninfo@nri.co.jp



【参考製品情報3】
「パフォーマンス・アナライザー4」について


「パフォーマンス・アナライザー4」はアクアシステムズが開発したOracleデータベースの「チューニング」「監視」「管理」を支援する統合管理ツールで、以下のような機能を備えています。

ロギング機能 一定間隔で監視対象サーバーのOracle・OSの統計情報を取得します。その任意期間からシステム状況をレポートしたり、Statspack相当の情報を出力したりグラフにすることができます。
トレース機能 アプリケーションから実行されているSQL文を採取し、負荷の高いSQL文などをピックアップして解析することができます。
監視機能 Oracle・OS両方の側面からシステムを監視します。イベント発生時にはメールで通知することもできます。
共通機能 OSやOracleのパラメータなどを確認する「サーバー情報」機能。現在のデータベースバッファの状態を確認する「データベースバッファ」機能。その他、各種ファイル保存機能。


その他、稼働評価レポート、統計表示機能、チューニングやキャパシティ・プランニングに必要な機能も提供しています。


価格
Oracle 1インスタンスあたり 8万円~ (スタンダードエディションの場合)
Oracle RAC対応の監視 200万円~ (2ノード構成監視の場合)
 
稼働環境
・「パフォーマンス・アナライザー4」本体
 Windows NT4.0(SP6以降)/ Windows 2000/ Windows XP(Home Edition除く)
・管理対象Oracleシステム
 HP-UX11i, 11、Solaris9, 8, 7, 2.6、Windows(Windows 2003, XP Professional, 2000, NT4.0)、
 Linux(MIRACLE LINUX他、kernel2.2, kernel2.4に対応)上で稼働する
 Oracle9i Release 2、Oracle9i、Oracle8i、Oracle8のいずれか。

製品問合せ先
製品:株式会社アクアシステムズ (東京都新宿区)
TEL:03-5363-5556 E-mail:info@aqua-systems.co.jp
URL:http://www.aqua-systems.co.jp
販売:e・サークル株式会社 (東京都港区)
TEL:03-5793-1139 URL:http://www.e-circle.co.jp

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