NEWS RELEASE
ITIL / ISO20000 / COBITに対応した
ITサービスマネジメント導入支援フレームワーク「SSMF Ver.2.0」を提供開始
2007年3月22日
株式会社野村総合研究所

 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、ITIL / ISO20000 ※1 / COBIT ※2に対応したITサービスマネジメント導入支援フレームワーク「SSMF(Senju Service Management Framework) Ver.2.0」(以下「SSMF Ver.2.0」)を開発し、ITIL / ISO20000 / COBITへの対応を検討している企業へのITサービスマネジメント導入サービスの提供を、本日、開始します。

 情報システムが重要な経営基盤と位置づけられるようになった今、システム化の推進だけではなく、システム構築後のITサービス提供を管理する、ITサービスマネジメントへの注目度が高くなっています。企業のビジネス部門は、自社の情報システムが最適なサービスとコストのバランスで安定的に提供されているのか、また、将来のビジネス環境の変化に応じて柔軟に対応できるのかといった疑問を抱えています。また、IT部門は、日々のシステム運用の品質を保つのと同時に、ビジネス部門が抱える疑問に対応するため、常に情報システムのコストや品質を監視し、マネジメントしていくことが求められています。
 そのため、従来のように、情報技術の専門家集団であるIT部門だけが情報システムのサービスレベルやコストを決定するのではなく、ビジネス環境も勘案しつつ、情報システムの運用に関するサービスレベルやコストについて、IT部門とビジネス部門が合意形成を進める必要があります。こうした、情報システムのマネジメント手法として、ITサービスマネジメントという概念が今、大きな注目を集めています。

 ITサービスマネジメントの具体的な導入・運営の手引書として、ITILがあります。ITILでは、従来のシステム運用業務の領域をビジネスユーザーに対するITサービス提供と位置づけ、ITサービスマネジメントの目標を達成するために必要なマネジメント体系やマネジメント手法などを提供しています。しかし、ITILは、ITサービスを適切にマネジメントするために何を行うべきか(WHAT)については明確に定義していますが、それをどう行うか(HOW)という実践的な手順は明確にしていないため、ITサービスマネジメントをシステム運用業務に適用するためには、ITILの理解だけでは不十分です。
 さらに、具体的なITサービスのマネジメント手順は、現状のシステム運用業務の成熟度やIT環境整備の状況、ビジネス部門・IT部門・サプライヤー間での役割分担や組織間関係などを十分に考慮のうえ、組織ごとに個別に定義していく必要があります。

 「SSMF Ver.2.0」 は、NRIグループにおける情報システム運用の長年の実績を通じて培った、さまざまな現場の知恵をベースとし、ITIL / ISO20000 / COBITのフレームワークに従って企業がITサービスマネジメントを導入するうえで、上記の「HOW」の部分を補完する実践的なガイドラインです。ITIL/ISO20000/COBITのテキストに記述されている内容から、実際のITサービスマネジメント業務のなかで、担当者ごとに実施すべきタスクを詳細に定義しています。「SSMF Ver.2.0」 を活用することにより、短期間、かつ効率的にITIL / ISO20000 / COBITをベースとしたITサービスマネジメントを実現することが可能になります。

※1 ISO20000
 ITサービスマネジメントについてのグローバルスタンダードであるISO/IEC20000は、英国基準のBS15000を国際規格に格上げしたものであるという背景から、ITILのITサービスマネジメント双方のベストプラクティスとほぼ同様とみなすことができます。

※2 COBIT(Control Objectives for Information and Related Technology)
米国ITガバナンス協会(ITGI:IT Governance Institute)がとりまとめた、ITガバナンスに関するフレームワーク。

【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 広報部 潘、小原
TEL:03-6270-8100 E-mail:

【製品に関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 千手インフォメーションセンター  http://senjufamily.nri.co.jp/
TEL:0120-736-580 E-mail:


【ご参考】

●「SSMF Ver.2.0」の概要


「SSMF Ver.2.0」は、ISO20000のプロセス構成をベースとし、ITIL、COBITのプロセス要素を取り込んだ15のプロセスにて構成されています。

図 「SSMF Ver.2.0」プロセス全体構成
図 「SSMF Ver.2.0」プロセス全体構成


●「SSMF Ver.2.0」の出版物

 「SSMF Ver.2.0」フレームワークを、出版物として まとめました。本書は以下の3部から構成されます。

第1部 全体編
第2部 プロセス編
第3部 プロダクト編
「SSMF Ver.2.0」の出版物

 「全体編」は、SSMF(Senju Service Management Framework)の目的、およびITIL/ISO20000/COBITにおける位置づけ、ITサービスマネジメントを実現するうえでのSSMFの果たす役割について説明し、「プロセス編」では、ITIL / ISO20000 / COBITならびに「財務報告に関するITガバナンス案(経済産業省)」を参考とした各プロセスの目的、内部統制目標、主な統制活動および具体的な業務フローを提供し、「プロダクト編」は各ツールの具体的な機能および使用手順を解説しています。


●「SSMF Ver.2.0」に基づくITサービスマネジメント導入サービスのメニュー

 ITサービスマネジメント導入に伴う目標設定~設計~構築~定着化~導入後評価までのITサービスライフサイクルを通じたサービスを提供します。
「SSMF Ver.2.0」に基づくITサービスマネジメント導入サービスのメニュー


「SSMF Ver.2.0」に基づくITサービスマネジメント導入サービスのメニュー



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