NEWS RELEASE
生活習慣病指導支援システム「健康みらい予報」を提供開始
~ 久山生活習慣病研究所と共同開発 ~

2009年10月20日
株式会社野村総合研究所

 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、会長兼社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、一般社団法人久山生活習慣病研究所(所在地:福岡県糟屋郡久山町、代表理事:尾前 照雄、以下「久山生活習慣病研究所」)との共同研究により開発した生活習慣病の発症予測システム「健康みらい予報」を本日より提供を開始します。「健康みらい予報」は、製薬会社を通じて、医師による患者の生活習慣の改善指導に活用されるツールです。

 糖尿病、脳卒中、高血圧症、高脂血症、心臓病などの生活習慣病の予防・改善には、食事・運動などの生活習慣の改善が重要であるにもかかわらず、これらの病気の危険性が認識されにくいため、生活習慣の改善は難しいと言われています。そのような背景を受けて、生活習慣病患者や予備群が増加しているなかで、日常の診療や健診後指導の場面では、患者や健診受診者の生活習慣病の危険性を本人に自覚させ、生活改善へのモチベーションを向上させる必要性が高まってきています。

 この度、NRIが久山生活習慣病研究所の45年以上にわたる疫学調査「久山町研究」※1の成果を活用して、同研究所と共同で開発した「健康みらい予報」は、問診や検査結果をもとに糖尿病、心血管病(心臓または血管に生じる病気;心臓血管系疾患)の10年後の発症リスクを算出し、特定の検査項目の値が改善したときの発症リスクをシミュレーションすることができます(特許出願済)。

 生活習慣病の患者や予備群を指導する医師に、生活改善の目標設定や動機付けの補助ツールとして「健康みらい予報」を活用いただくことで、生活習慣病の予防活動に貢献することを目指します。また、今後も久山生活習慣病研究所と共同研究を実施し、「健康みらい予報」の予測対象疾患の拡充や、発症予測を利用した新たなサービスを開拓していく予定です。

※1 久山町研究
九州大学と久山生活習慣病研究所の共同事業として福岡県糟屋郡久山町(人口約8,000人)において45年以上にわたって続けている疫学調査。1961年からの住民健診データをもとに、データベース化された膨大な疫学情報は世界に類を見ない精度を誇っており、生活習慣病(糖尿病・脳卒中・高血圧症・高脂血症・心臓病など)に関するさまざまな医学分野で注目されています。


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【ご参考】



「健康みらい予報」の機能概要
「健康みらい予報」の機能概要

「健康みらい予報」サンプル画面
【検査結果入力画面】
「健康みらい予報」サンプル画面【検査結果入力画面】
  【発症予測とシミュレーション画面】
「健康みらい予報」サンプル画面【発症予測とシミュレーション画面】


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