株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、システム運用管理ツール「Senju Family(センジュ・ファミリー)」の最新バージョン「Senju Family V12」の販売を、12月1日から開始します。

システム基盤の維持管理コスト削減だけでなく、事業継続性の向上や電力消費量の削減を目的として、情報システムをクラウド型に移行する動きが加速しています。しかし、従来のシステムをクラウド型に移行する時は既存のシステム環境との整合性をとりながら運用する必要があり、日々の運用業務が複雑化して障害に繋がる恐れがあります。「Senju Family V12」では、クラウド型と既存環境が混在するシステム環境においても運用を効率化し、ITサービスの品質向上を支援する機能を強化しました。

【クラウド環境の構成管理の把握と障害時の運用自動化】

クラウド型と既存環境が混在するシステムでは、ハードウェアやネットワーク等の構成管理が複雑になります。そこで、「ITリレーション管理」機能(ご参考を参照)を実装しました。これにより、運用管理対象のITサービスに紐づくミドルウェア、OS、サーバ、ストレージ、ネットワーク、電源設備、ファシリティなどの依存関係が管理でき、システム障害やシステム変更などが生じた際の影響範囲が明確に把握できるようになります。

また、クラウド型システムにおいては運用の自動化がさらに求められますが、まだ十分なノウハウがなく、自動化を行わないままで運用している企業が多いのが現状です。「Senju Family V12」では運用の自動化を推進するために、NRIが培ってきた高品質な運用ノウハウを盛り込んだ運用テンプレート集「レシピ」(ご参考を参照)を提供します。「レシピ」を活用することにより、自動的に障害への一次対応を行うなど、理想的な運用環境を短期間で構築できます。

これら以外にも、クラウド型への移行に合わせた多くの機能を実装し、管理性能を向上します。

【ITサービスの品質向上機能を強化。スマートフォンでも運用状況の確認が可能に】

クラウド時代の到来により、システムをいかに「作る」かから、いかに「使う」かという視点が重要になってきています。運用管理部門の役割も、「システムの維持管理」から、「事業部門に寄与するITサービスの提供」へと大きく変化しています。そこで求められるのが、ITをサービス視点で管理し、サービスの品質を継続的に向上させていくことです。

「Senju Family V12」では、「サービスレベル管理」機能(ご参考を参照)や「マルチビュー」機能などを追加したことで、ITサービスの状況が一元的に把握することが可能になり、ITサービスの品質や運用コストの見える化を実現します。

加えて、「スマートフォンWeb」機能を追加したことにより、スマートフォンからインシデント(障害)情報の確認やエスカレーション(報告・連携)が可能になり、外出先等でも迅速に運用状況を把握して対応できることから、ITサービスの品質向上を実現します。

NRIは、「クラウド時代の運用 ~いま取り組むべきITサービスマネジメントとは?~」と題したセミナーを、2011年12月8日(木)に都内で開催いたします。アマゾン社によるクラウドコンピューティングの最新情報、運用現場のトレンド解説、事例紹介と共に、「Senju Family V12」の新機能を紹介します。セミナーの詳細は、以下のURLを参照ください。

セミナー詳細:http://senjufamily.nri.co.jp/event/別ウィンドウで開きます


【ニュースリリースに関するお問い合わせ】

株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 墨屋、潘
TEL:03-6270-8100 E-mail:

【製品・サービスに関するお問い合わせ】

株式会社野村総合研究所 Senjuインフォメーションセンター  http://senjufamily.nri.co.jp/ 別ウィンドウで開きます
TEL:0120-736-580 E-mail:

【ご参考】

ITリレーション管理
情報システムにおいて、複雑に絡まった各構成アイテムの相互関係(リレーション)を管理します。関係性のある構成アイテムをつなぐことにより、たとえば「電源障害が発生したとき、どのITサービスに影響が伝搬するか」などが把握できるようになります。
自動収集コマンドで構成アイテムを作成することで、それぞれの構成アイテムの相互関係を定義します。さらに、リレーション定義とグループ定義により、切り口を設定することにより、リレーションモニタにて依存関係が確認できるようになります。
図1. 「ITリレーション管理」の利用イメージ
図1. 「ITリレーション管理」の利用イメージ
レシピ
サーバの用途や構成別(Webサーバ、メールサーバ、VMware ESX Server等)に、「監視すべき項目」「収集しておくべき構成情報・設定情報」のテンプレート集や、サーバの再起動や仮想マシンのデプロイメント(遠隔地からの操作)など、定常的に行われているオペレーション手順を自動化する「ランブックオートメション」のテンプレート集を提供します。NRIの運用ノウハウを参考にしながら、お客様の環境に適用させることにより、理想的な運用環境を短期間で構築できます。
図2. 「レシピ」を適用したイメージ
図2. 「レシピ」を適用したイメージ
サービスレベル管理 (SLAMチャート)
日々発生するインシデントを、SLA(サービス品質保証制度)で定められた条件で集計し、SLAMチャートを作成・表示します。例えば、「各運用管理チームの過去3日分の対応実績と当日の対応状況を一覧表示」などが簡単な操作で可能になります。管理者はサービスレベルを網羅的に把握できるようになるので、高品質なシステムを利用者に提供できます。
図3. 「サービスレベル管理(SLAMチャート)」の画面イメージ
図3. 「サービスレベル管理(SLAMチャート)」の画面イメージ
スマートフォンWeb
スマートフォンを用いてインシデント(障害状況)の参照およびエスカレーション(報告・連携)が可能になります。外出中や夜間に発生した緊急インシデントに対しても、迅速に対応指示が行えるようになります。
図4. 「スマートフォンWeb」の画面イメージ
図4. 「スマートフォンWeb」の画面イメージ

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