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野村総合研究所とApptioが、継続的にITコストを適正化するための包括的なサービスを企業向けに提供

〜一気通貫の体制で、企業のデジタル・トランスフォーメーションを推進〜

2021/01/26

株式会社野村総合研究所
Apptio株式会社

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株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下「NRI」)と、Apptio株式会社(アプティオ、本社:東京都港区、代表取締役社長:成塚 歩、以下「Apptio」)は、「継続的にITコスト(情報システム関連費用)を適正化するサービス」について、2020年12月より提供を開始しました。
NRIが強みとするITコスト管理に関わるコンサルティング力と、Apptioが強みとするTBM(Technology Business Management1)を支えるSaaSソリューションとを組み合わせ、両社で包括的なサービスを提供していきます。

デジタル化の進展で、一層注目されるITコストの管理

ITコストの管理と適正化は、企業における積年の課題です。大幅な減収減益等といった事業環境の変化を契機に、経営陣からの要請を受けて、ITコストの適正化に取り組む企業は多くありますが、一過性の活動に終わってしまうケースが後を絶ちません。
昨今、デジタル化の進展により、情報システムの重要性はますます高まっています。そのため、プロアクティブ、かつ、一過性の取り組みではなく継続的にITコストを可視化するとともに、その妥当性を検証し、システムの維持・運用に関わる経費を適正化して、必要なデジタル投資に振り向けていくことが、不可欠です。

ITコストの適正化における課題

ITコストを適正化する必要性が高まる中、多くの企業が、以下のようなITコスト管理特有の課題に悩まされています。

  • どのような粒度、分類軸でITコストを可視化するべきかがわからない
  • 会計システムに入っている情報だけでは、ITコストの把握が十分にできない
  • 自社ITコストについての分析や、他社との比較を簡単に実施できない
  • Excel作業ではITコストの収集・分析や、経営層への説明に多大な時間・手間がかかる
  • ITコストの削減・適正化を行いたいが、何(どこ)を削減すればよいかわからない
  • 新規システムへの投資と既存システムの維持・運用費のバランスをどのように取るべきかがわからない
  • 情報システム子会社に委託しているシステム運用費を適正化したい
  • ITコストの妥当性の説明にあたって、どうすれば経営陣の納得感を得られるかがわからない
  • 利用部門の納得感を得られる形で、ITコストを配賦するやり方を知りたい

NRIとApptioが一気通貫で、確実なITコスト適正化を支援

上記の諸課題の解決を目指して、本サービスを構成する以下の3ステップを順次適用していきます
(下図を参照)。

  •   

    ITコスト管理の課題・対応方針の検討コンサルティング支援

    当該企業のIT運営機能に関するアンケート調査および現状・課題に関するヒアリングに基き、課題を抽出したのち、対応方針と活動スケジュールを策定する。続いてApptioソリューションの機能を説明し、導入効果の想定を行う。

  •   

    Apptioソリューション導入支援

    Apptioを実際に導入し、ITコスト管理の業務プロセスおよび運用の設計を行うとともに、KPIを設定し、運用手順等を作成する。

  •   

    ITコストの適正化コンサルティング支援

    NRIのノウハウやTBMフレームワークをベースとして、「ITコストの分類・可視化」、「ITコストの傾向分析およびベンチマークによるITコストの検証」、「課題の抽出」、「ITコストの適正化に向けた施策の導出」、「ITコスト適正化計画の策定」、「ITコストの適正化施策の実行」などを企業と一緒になって推進していく。

ITコスト適正化にあたっては、まずは財務情報を意味のある単位に分類・整理し、ITコストの構造化を図ることが重要です。ITコストの構造化にTBMフレームワークを活用することで、ベンチマーキングも可能となり、コスト最適化余地の発見が容易になります。また、施策の実行においては、日本の組織風土に対する理解や、経営や他部門を巻き込んだ取り組みが必要となるため、ITコスト適正化の取組実績が豊富なNRIの専門スタッフが施策実行をサポートします。NRIとApptioは本サービスの提供を通じて両社の機能やノウハウを結集し、一気通貫の体制で包括的かつ継続的に、ITコストの適正化を実現します。

  • 1  

    Technology Business Management:ITリソースから利用部門のニーズまでをデータドリブンで統合的にマネジメントし、企業P/Lに継続的なインパクトを与えるIT部門経営のフレームワークです。また、Apptioがテクニカルアドバイザーを務めるTBMカウンシルでは、1万人以上のCIOがビジネス目標を達成するために、TBMを活用した事例やノウハウの共有やお互いの課題について協議しています。https://www.apptio.com/ja/company/technology-business-management/

ご参考

Apptio, Inc.について

Apptio, Inc.は、TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1200社以上に製品を導入してきた実績を有しており、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを使用しています。
Apptioは、オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。ITコストの分類・可視化にあたっては、TBMフレームワークの一つであるTBM Taxonomyを「共通言語」として用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。その他、ベンチマーク機能や、コスト削減余地を示すインサイト機能等、各社の課題や特徴に応じて使い分けることで、企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させます。

両社の概要

社名 株式会社野村総合研究所
事業内容 コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービス
設立日 1965年4月1日
本社所在地 東京都千代田区大手町1丁目9番2号
代表者 代表取締役会長兼社長 此本臣吾
社名 Apptio株式会社
事業内容 TBMを支えるSaaSソリューションと導入サービス、FinOpsを支えるSaaSソリューション
創業日 2020年4月1日
本社所在地 東京都港区赤坂9丁目7番2号
代表者 代表取締役社長 成塚 歩

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お問い合わせ

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 竹尾、玉岡
TEL:03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp
Apptio株式会社 マーケティング 川上
E-mail:Info-jp@apptio.com

本件に関するお問い合わせ


株式会社野村総合研究所 ITマネジメントコンサルティング部 秋谷、紀ノ岡、中澤、松延
E-mail: itcost-sol@nri.co.jp
Apptio株式会社 マーケティング 川上
E-mail:Info-jp@apptio.com