[2013年8月号]

視点

ビッグデータ活用の前提PDF

理事 中野 秀昭

特集
「データ分析の重要性の高まり」

広告効果測定の最前線
─シングルソースデータ調査が広告を変える─
PDF

コンサルティング事業本部 塩崎 潤一

近年、広告は、「広告代理店」主導から、「広告主」主導へと変化してきている。広告主が自ら広告戦略を立案するようになることで、効果測定に対する考え方もより厳しくなってきている。本稿では、正しい効果測定を通じて広告のPDCAサイクルを構築する、シングルソースデータ調査という新しい調査手法について解説する。

ネット調査の有効性を検証する
─ネット調査モニターの意識・行動の特徴─
PDF

コンサルティング事業本部 中村 雅彦

マーケティング目的の調査手法としてネット調査が広く用いられている。しかし、調査対象となるモニターが生活者一般を代表できるか十分に検証されているわけではない。本稿では、野村総合研究所(NRI)が実施している「生活者1 万人アンケート調査」で明らかになったネット調査モニターの特徴を紹介し、ネット調査の信頼性や有用性について考察する。

進化するARIMAモデル
─時系列解析による予測値推計の高精度化・自動化─
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コンサルティング事業本部 今井 恒

ITの進展により時系列データが多く蓄積されている。時系列データを予測に用いることにより、在庫などさまざまな計画の精度(妥当性)を高めることが可能だが、予測モデルの構築や更新にコストがかかることが課題になる。本稿では、野村総合研究所(NRI)などが開発・適用している自動予測手法であるARIMAモデルを紹介する。

GISを活用したエリアマーケティング
─潜在需要の推計に基づく経営資源の最適配置─
PDF

コンサルティング事業本部 武井 博一

人口減少に伴う市場の縮小に対抗して企業が成長を続けるためには、日本ではこれまであまり重視されてこなかったエリアマーケティングが1つの鍵になる。エリアマーケティングでは、社内外のデータを用いて地域の潜在需要を推計する必要がある。本稿では、野村総合研究所(NRI)が支援するエリアマーケティングの実例を紹介する。

トピックス

BCP強化のための被災シミュレーション
―サプライチェーンリスクを可視化する―
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コンサルティング事業本部 浅野 憲周

東日本大震災では、全国規模のサプライチェーンが機能せずに生産に支障を来したケースが目立った。巨大地震では、たとえ自社の拠点が被災を免れても事業が継続できなくなる恐れは大きい。本稿では、災害に備えてサプライチェーンリスクを可視化する野村総合研究所(NRI)の「被災シミュレーションサービス」について紹介する。

海外便り

中国本土から台湾への生産回帰
─台湾企業における戦略転換の動き─
PDF

野村総合研究所台湾有限公司 佐々木 健一

昨今、中国の人件費をはじめとする労働コストが増加しており、中国本土に進出している台湾企業の一部には生産を台湾に戻す動きが見られる。その際に、それまでの手作業の介在と各種の無駄をなくす生産自動化システムを導入する企業もある。本稿では、こうした台湾企業の戦略転換の動向を紹介する。

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[2013年7月号]

視点

強いシステム基盤をつくるPDF

常務執行役員 楠 真

特集
「最新化するIT基盤と運用を安定させる」

新しいIT基盤の運用の課題
─クラウドサービス・スマートデバイスをどう取り込むか─
PDF

NRIデータiテック 柴山 慎一
NRIデータiテック 渡邊 一郎

企業は今、経営課題の解決のためにクラウドサービスの導入やスマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末)とのシステム連携を模索し始めている。本稿では、クラウドサービスの導入および運用に当たっての留意点やスマートデバイスへの対応法について解説し、新しいIT基盤を運用する上での課題と、IT部門が果たすべき役割について考察する。

マルチソーシング時代のベンダーマネジメント
─ITソーシングの課題と解決策─
PDF

IT基盤インテグレーション事業本部 片山 善順

近年、クラウドサービスの拡大によってIT基盤のソーシング形態が多様化したことにより、サービス提供者であるベンダーに対するユーザー企業のマネジメントの重要性が増している。本稿では、ユーザー企業が抱えるITソーシングの課題を踏まえ、その変革に取り組む上で求められるベンダーマネジメントのあり方について考察する。

利用者との距離を縮める運用のあり方
─情報の一元管理とオペレーションの自動化─
PDF

基盤サービス事業本部 高島 悠
基盤サービス事業本部 水鳥 裕太

IT資産の“所有”から“利用”への流れが本格化してきている昨今、利用者側は必要なITサービス(以下、サービス)のみを選択して使うようになり、サービスを提供する運用部門は利用者の要求に柔軟に対応することを求められている。本稿では、利用者の満足度の高いサービスを迅速に提供できる運用基盤のあり方について考察する。

特権IDログ監査の現実的・効率的な運用
─「SecureCube / Access Check」のゲートウェイ型アプローチ─
PDF

NRIセキュアテクノロジーズ 岸 謙介

昨今、重要サーバーにアクセスできる特権IDを使った情報漏えい事件が増えていることから、特権IDのログ監査への注目が高まっている。本稿では、NRIセキュアテクノロジーズの特権ID管理ソリューション「SecureCube / AccessCheck」の紹介を通じて、厳格な特権ID管理のためのログ監査のポイントについて解説する。

PC仮想化による新たなクライアント環境
─期待される効果と導入検討時の留意点─
PDF

NRIデータiテック 上野 哲哉

仮想化技術の進歩や電力使用量削減のニーズを背景に、企業の情報システムでは物理サーバーの台数を集約するサーバー仮想化が進んでいる。最近ではクライアントPCの仮想化が注目されているが、うまく導入しないと期待した効果が得られないことがある。本稿では、PC仮想化が注目される理由と、導入に当たっての留意点を紹介する。

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[2013年6月号]

視点

成功の秘訣PDF

執行役員 淵田 眞弘

特集
「大規模プロジェクトマネジメントの実際」

一括移行プロジェクトを成功に導くポイントPDF

総合企画センター 小宮 正哲

野村総合研究所(NRI)は2013年1月に、大手金融機関の業務・システムを共同利用型のASP(アプリケーションサービスプロバイダー)サービスに一括して移行する数万MM(人月)のプロジェクトを無事終了させた。本稿では、実際にこのプロジェクトでマネジメントを務めた経験を踏まえ、プロジェクトを成功に導いた主なポイントについて解説する。

大規模プロジェクトの円滑な運営
―プロジェクトリスク管理へのフレームワークの適用―
PDF

データセンターマネジメント本部 高松 史夫

大規模プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントには、奇をてらうような成功要因は存在せず、スケジュール遅延を吸収して課題発生に対処し、計画どおりにプロジェクトを遂行する活動をいかに地道に行えるかがプロジェクトの成否を決める。本稿では、そのようなプロジェクト遂行を支えるフレームワークの活用について考察する。

大規模プロジェクト運営を支える開発管理 プラットフォーム PDF

証券システム生産技術部 佐藤 信夫

大規模なシステム開発プロジェクトにおいて、現行業務の継続性を無視することはできない。また、適切な業務単位でタスクを分割して管理することも必要である。そのようなプロジェクトのマネジメントにとっては開発管理プラットフォームの導入が有効である。本稿では、野村総合研究所(NRI)の開発管理プラットフォームについて紹介する。

基幹系業務におけるシステムの方向性
─金融業界の基幹系業務システムの変遷などからの考察─
PDF

証券ソリューション事業本部 武末 和晃

近年、企業が共同利用型のASP(アプケーションサービスプロバイダー)サービス(クラウドサービス)を利用する動きが盛んになっている。金融機関、特に証券会社も例外ではなく、近年では基幹系システムにもASPサービスを導入するようになってきた。本稿では、ASPサービスが普及してきた背景と、今後の基幹系業務システムの方向性を考察する。

海外便り

アジアに展開する製造業のシステム動向
─業務品質を支える仕組みとしてのERP─
PDF

NRI香港 高橋 正暁

NRI香港では、ERP(統合基幹業務システム)をクラウドコンピューティングの形態で利用できるグローバルSCM(サプライチェーン管理)サービスを提供している。本稿では、アジアに進出する日系企業でERPの導入が進む背景を、業務品質の問題の改善という観点から考察する。

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[2013年5月号]

視点

ITが起こす事業変革の波PDF

研究理事 淀川 高喜

特集
「ITソリューション最前線」

企業のスマートデバイス活用を支えるMDM
―マルチキャリア・マルチOSに対応する「NRI-MDM」―
PDF

サービス・産業ソリューション第二事業本部 伊藤 哲也

企業がスマートデバイスを業務で利用する場合、基盤管理や情報漏えい対策の観点からMDM(Mobile Device Management)システム(以下、MDM)の導入が必須である。本稿ではMDMの機能、製品やサービス検討時のポイントを解説するとともに、野村総合研究所(NRI)が提供するMDMサービス「NRI-MDM」の特徴を紹介する。

スマートデバイスの業務活用のポイント
―NRIのモバイルシステム開発基盤 「ZOOK+」―
PDF

情報技術本部 宮前 英子

業務改革を目的にスマートデバイスを業務で利用する動きが加速している。しかし、ただ単に導入しただけでは業務改革を実現することはできない。本稿では、企業でのスマートデバイス活用を成功させるためのポイントについて考察するとともに、NRIのモバイルシステム開発基盤「ZOOK+」(ズークプラス)を紹介する。

パブリッククラウドがもたらすITの新時代
―“IT資産の所有”から“ITサービスの利用”へ―
PDF

情報技術本部 野上 忍

経営環境が激しく変化する時代に、企業がITを活用して成長を続けるためには、ITのコスト、スピード、安全を意識したクラウドサービスを適材適所で利用していく必要がある。本稿では、“IT資産の所有” から“ITサービスの利用” への変化を引き起こすパブリッククラウドサービス「Amazon Web Services」の活用について紹介する。

トピックス

注目される“ホールシステムアプローチ”
―組織の問題解決に重要な“対話の場”の創造―
PDF

情報技術本部 広瀬 安彦

近年、“フューチャーセンター”(創造的な対話のための場)などを中心に行われているワークショップ(共同作業)は、“ホールシステムアプローチ” と呼ばれる考え方がベースになっている。本稿では、“ホールシステムアプローチ”が普及してきた背景を探り、企業組織の構造的な問題をどのように解決するべきかを考察する。

海外便り

オリンピック跡地をIT産業政策で活用
―英国版シリコンバレー構想―
PDF

NRIヨーロッパ 宮坂 みどり

2012年のロンドンオリンピックは、ソーシャルメディアが初めて本格的に活用されたオリンピックだった。大会運営上の重要課題の1つであった大規模かつ複雑な情報ネットワークインフラの整備は、英国の経済産業政策と深く関連している。本稿では、経済活性化の効果が期待される英国版シリコンバレー構想について紹介する。

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[2013年4月号]

視点

日本最初のアパートから100年PDF

常務執行役員 中村 昭彦

特集
「不動産業界における情報システムの現状と展望」

成熟化社会において市況産業化した不動産ビジネスPDF

コンサルティング事業本部 榊原 渉

日本の不動産ビジネスは、経済・社会の成熟化に伴い、景気動向に左右されやすい“市況産業”化が進んでいる。そのため不動産ビジネスでは、安定的に収益を得る上で不動産価値を維持・向上させるための施策や経営管理機能の強化が必須となっている。本稿では、不動産ビジネスの課題を整理するとともに、改革の方向性について考察する。

不動産業界におけるIT戦略の方向性PDF

サービス・産業ソリューション第二事業本部 亀井 章弘

少子高齢化が今後さらに進むにしたがって、不動産市場の構造は大きく変化することが予想され、不動産業界では変化に対応するための経営戦略と、それを実現するIT戦略の重要性が極めて高くなっている。本稿では、不動産業界における情報システムの課題を整理した上で、IT部門に求められる改革とIT戦略の方向性を考察する。

不動産業界が抱えるシステム課題
―変革期に必要となるシステム機能―
PDF

サービス・産業ソリューション第二事業本部 本城 雅弘

社会的、経済的な構造変化の中で、不動産業界はより顧客指向へと進化しようとしている。一方で、それを支援するための業務システムは、企画、調達、販売、管理といった分業の下で業務ごとに発展してきた。本稿では、不動産業界に特有のシステム課題を整理し、今後の不動産システムの方向性を考察する。

不動産業界における顧客管理
―中古住宅市場拡大に資するシステム機能―
PDF

サービス・産業ソリューション第二事業本部 立山 聡

少子高齢化や経済の成熟化といった社会構造の変化の中で、不動産業界は既存(中古)住宅の流通を活性化する必要に迫られている。本稿では、顧客のライフステージに応じて柔軟に住み替えるという住環境の変化に情報システムはどう対応すべきか、不動産業界の顧客管理のあり方を中心に考察する。

海外便り

転換点を迎えた中国の不動産市場
─不動産投機抑制策がもたらした変貌─
PDF

野村総合研究所(上海)有限公司 白 英華

中国では、2011年の不動産投機抑制策の強化をきっかけに、不動産ビジネスの環境が大きく変化している。住宅販売が伸び悩むなかで、住宅開発から商業開発にシフトする不動産会社が増え、業界構造も大きく変わろうとしている。本稿では、中国の不動産市場の特徴、事業上の課題やニーズを分析し、日本企業に対する事業機会を探る。

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[2013年3月号]

視点

供給側から利用側へのパワーシフトPDF

常務執行役員 此本 臣吾

特集
「韓国の成長を支えるIT産業の動向と展望」

韓国におけるIT産業政策の行方
―各地域の特性を踏まえたIT産業発展に向けて―
PDF

NRIソウル 徐 永範

韓国の知識経済部(日本の経済産業省に相当)は、2008年に策定した「地域別IT産業政策」により、地方の主力産業とITの融合による、地域産業とIT産業の双方の発展を目指し、2010年に発表した「IT産業政策方向」では、バランスの取れたIT産業の発展を実現しようとしている。本稿では、この2つのIT産業政策を紹介し、韓国IT産業の課題と将来について考察する。

韓国クレジットカード各社の次世代システム
―メインフレームからオープン系プラットフォームへ―
PDF

NRIソウル 徐 永範

韓国ではクレジットカードが支払い手段として完全に定着している。クレジットカード各社は利用者確保のための新規サービスを次々と開発しており、情報システムの重要性はますます高まっている。本稿では、筆者がシステム構築を支援した事例を通じて、クレジットカード各社の次世代システム構築の背景と方向性について考察する。

韓国のモバイルコンテンツの新しい潮流
―コンテンツプラットフォームとしてのモバイル端末―
PDF

NRIソウル 韓 ソク柱

韓国のモバイルコンテンツ市場は、スマートフォンやタブレット端末の普及、メッセンジャー(無料通話・チャット)アプリなどのプラットフォームの定着により成長を続けている。金融や通信などの大手企業も、モバイルを新しいチャネルとして積極的に活用しようとしている。本稿では、韓国のモバイルコンテンツ市場の動向と成功モデルについて考察する。

サムスン電子のB2B IT事業戦略
―ITソリューション企業を目指すサムスン電子―
PDF

NRIソウル 安 重寅

2011年は欧州の財政危機、自然災害の影響などによるIT需要の減少で、グローバルIT企業には苦戦の年だったが、Samsung Electronics社(サムスン電子)は165兆ウォン(約13兆2千億円)という同社最高の売上を同年決算で記録した。本稿では、同社がB2B(Business to Business)事業強化を今後の経営課題とする背景と取り組みの方向性について考察する。

韓国“スマート教育”の現状と課題
―民間主導で進む教育情報化―
PDF

NRIソウル 金 炳樹

韓国の教育環境はITの進化に伴って大きく変わろうとしている。政府主導で慎重に教育情報化を進めようという日本と比較すると、韓国では新規ビジネスの場と捉える傾向が強く、すでに教育分野に焦点を当てた技術と製品は着実に進化している。本稿では、韓国と日本の教育情報化の現状と課題、事業に参加する各プレーヤーに期待される役割について考察する。

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[2013年2月号]

特集
「ビジネス・イノベーションとIT、さらなる未来へ」

ビジネス・イノベーションとIT、さらなる未来へ
―サービスをつなぎ人をつなぐ、ビジネス創出との新たな関係―
PDF

執行役員 嵯峨野 文彦

ITがビジネス創出に直接的に寄与する時代になった。企業の競争力の源泉となるビジネス・イノベーションの創出にはITの活用が不可欠であり、その成否は事業組織とIT組織の真の融合を実現できるかどうかにかかっている。本稿では、ビジネス・イノベーションを創出するためのアプローチについて考察する。

ITの進化とNRIの戦略的アプローチ
―ITの適用領域拡大によるイノベーションへの貢献―
PDF

執行役員 綿引 達也

最近の企業ITの進化により、以前から求められてきた業務効率化やコスト削減という経営課題だけでなく、より幅広い経営課題の解決がITに求められる時代になってきている。本稿では、新しい経営課題に対するIT基盤の適用領域を整理し、その解決に向けた野村総合研究所(NRI)のアプローチと取り組みについて解説する。

クラウドにどう取り組むか
―クラウド活用の課題とインテグレーション―
PDF

基盤サービス事業本部 竹本 具城

経営環境の激しい変化にさらされている企業がITを活用して成長し続けるためには、ITのスピード、効率、安全を確保したクラウドサービスを企業システムに取り込んでいくことが必要になっている。本稿では、多種多様なクラウドサービスを選別するに当たって必要な視点について解説し、今後の企業IT部門の役割を考察する。

顧客接点のビッグデータ活用と次世代CRM
―トライアンドエラーがつなぐイノベーション―
PDF

IT基盤インテグレーション事業本部 柿木 彰

企業と顧客との接点で大量のデータが生まれている。このビッグデータを収集・分析して顧客への理解を深め、顧客との新しい関係を創造しようとする企業が成長を見せている。本稿では、ビッグデータ時代のCRM(顧客関係管理)のあり方や、ビッグデータの活用とマーケティング改革に必要な能力、人材について考察する。

コミュニケーションのスマート化がもたらす企業価値
―つながるお客さまと企業・企業内―
PDF

IT基盤インテグレーション事業本部 石井 秀幸

近年、スマートデバイスやソーシャルメディアなどのITの革新や進歩により、生活者のコミュニケーション手段が多様化している。これを活用して企業内のコミュニケーションの活性化などイノベーションを成功させた企業もある。本稿では、コンシューマーITを活用したビジネス・イノベーションのポイントがどこにあるかを考察する。

ID連携で実現するビジネス・イノベーション
―最新事例にみる潮流―
PDF

IT基盤インテグレーション事業本部 和田 博英

企業は今、事業を取り巻く環境の急激な変化に対応すべく、顧客に新たな価値を提供できるITサービスを生み出すことに懸命である。そうした取り組みの1つとしてID連携が挙げられる。ID連携は顧客に利便性の向上をもたらし、企業には収益拡大の機会を提供する。本稿では、ID連携の最新事例を紹介し、ID連携を活用したビジネスの広がりについて考察する。

オープンソースで顧客情報を統合管理
―低コストでつなぐ顧客と企業―
PDF

情報技術本部 寺田 雄一

多くの商品が、機能や性能による差別化が難しくなり、コモディティー(汎用品)化するにつれて、企業はいかにして顧客に優れた経験価値を提供するかに腐心している。本稿では、インターネットを通じて提供されるサービスの一般的な問題点を挙げ、顧客の負担を軽減して顧客経験価値を実現するサービスプラットフォームについて解説する。

コンプライアンス対策から新たな脅威や内部犯罪の対応へ
―今なすべき特権ID管理とは―
PDF

NRIセキュアテクノロジーズ 池浦 規之

昨今、企業の事業継続性を脅かす外部からの標的型サイバー攻撃が多発しており、また内部の人間の不正アクセスによる情報漏えい事件も後を絶たない。本稿では、企業の重要情報を守るために実現すべき特権ID(高レベルの権限を持つID)管理に焦点を当て、効率的かつ効果的なアクセス管理とログ監査運用のポイントを解説する。

特集に寄せて「NRI Insights 2012」
―ビジネス・イノベーションに向けたNRIの取り組み―
PDF

IT基盤インテグレーション事業本部 松盛 千佳

野村総合研究所(NRI) は、2012年10月10日~12日に日経BP社が主催した「ITproEXPO 2012」(於:東京ビッグサイト)に「NRI Insights 2012 ビジネス・イノベーションとIT、さらなる未来へ」というテーマで参加した。今号の各論文は、特別講演およびOnedayセミナーにおける各講演内容を編集したものである。

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[2013年1月号]

視点

脱ガラパゴス化と脱コモディティー化の鍵PDF

代表取締役社長 嶋本 正

特集
「日本の新たな成長を支えるITキーワード」

IT市場の変化と今後のトレンド
―“利用”中心にシフトする社会インフラとしてのIT―
PDF

コンサルティング事業本部 桑津 浩太郎

これまでPCやインターネットの普及により成長してきたIT市場は今、成熟の時代を迎え、新たにスマートフォンやスマートテレビ、M2M(マシン・ツー・マシン)などの多様なサービスがネットワーク上に重畳されようとしている。それとともに、ITと社会インフラとの連携も注目されている。本稿では、IT市場の変化と今後のトレンドについて考察する。

日本企業にとってのビッグデータ活用
―日本流ビッグデータ活用の勧め―
PDF

情報技術本部 城田 真琴

ビッグデータの活用に当たって、データ分析がそれほど得意でない日本の企業から多く聞かれるのが「何から手を付ければよいか分からない」という声である。人材のスキルセットが欧米とは異なる日本では、必ずしも欧米のやり方に全てを合わせる必要はない。本稿では、日本流のビッグデータ活用の方法について提言する。

スマートフォンのインパクトと未来
―巨大市場の覇権争いとデバイスの進化―
PDF

コンサルティング事業本部 石綿 昌平

数年で携帯電話の業界地図を塗り替え、通信キャリアや端末メーカー間の競争を激化させたスマートフォンは、24兆円と推計されるO2O(オンライン・ツー・オフライン)市場で新ネットビジネスを誕生させる契機にもなっている。本稿では、このようなスマートフォンのビジネスへのインパクトと、さらなるデバイス進化の可能性について考察する。

顧客サービスに浸透するスマートデバイス
―センサー技術を活用した顧客チャネル構築―
PDF

情報技術本部 藤吉 栄二

スマートフォン、タブレット端末に代表されるスマートデバイス市場が急拡大している。スマートデバイスの主な特徴であるセンサー機能を活用したサービスを提供することで顧客との関係強化を図る企業の動きも進んでいる。本稿では、先行企業の取り組みを紹介しつつ、サービス提供に当たって注意が必要なプライバシー問題への対応について言及する。

スマート“インターフェース”テレビの登場
―映像視聴体験におけるユーザーインターフェースの革新―
PDF

コンサルティング事業本部 寺田 知太

スマートフォンが従来の携帯電話の概念を超えて新しい体験を可能にしたように、テレビでもこれまでにない映像視聴体験を提供しようというスマート“インターフェース”テレビが登場している。本稿では、スマートフォンの“スマート性”について考えることを通じてスマート“インターフェース”テレビを定義するとともに、その事業機会について考察する。

高まるM2M市場への期待
―加入者獲得競争の主戦場―
PDF

コンサルティング事業本部 廣戸 健一郎

携帯電話市場では加入者数の増加が頭打ちとなっていることなどからM2M(マシン・ツー・マシン)市場が注目されてきた。電力のスマートメーターのように具体的に事業展開が進んでいる分野もあり、通信の用途がM2Mにまで広がれば、市場の一段の成長が見込まれる。本稿では、消費者向けM2Mアプリケーションを中心としたM2Mの事業機会について考察する。

企業のソーシャルメディアへの向き合い方
―消費者と心地よい関係を築くために―
PDF

コンサルティング事業本部 杉山 誠

コミュニケーションをベースとしたFacebook、mixi、Twitterなどのソーシャルメディアのユーザー数が拡大している。これにより、企業はこれまでのホームページや電子メールをはるかに超えるコミュニケーション効果を得られる可能性が出てきた。本稿では、ソーシャルメディアの特徴に基づいた企業の新たな情報発信のあり方について考察する。

エクスペリエンス・テクノロジーの最新動向
―“おもてなし経営”を実現する技術―
PDF

情報技術本部 田中 達雄

顧客に訴求する顧客経験価値の高いマーケティング・営業・接客を実現するには、データ分析に「勘と経験とセンス」を組み合わせて「勝ちパターン」を見つける必要がある。本稿では、「勝ちパターン」を見つけ出す方法論として欧米を中心に注目されている仮説検証法を短いサイクルで実現するダイナミック・ケース・マネジメントについて解説する。

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