NRIパブリックマネジメントレビュー 2019年5月号
NRIは、中央省庁、地方自治体及び企業の皆様のニーズに応えて、さまざまな調査研究・コンサルティング活動を行っています。
『NRIパブリックマネジメントレビュー』は、その活動の成果や問題意識について広く皆様方に公開し、日頃の政策立案や事業展開のお役立ていただくための月刊ニュースです。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
当サイト公開時期 : 毎月第3月曜
-
現在、米国、欧州、中国、アジア、中東など各都市でスマートシティへの取り組みが熱を帯びている。2010年ごろにもスマートシティは世界的に注目を集めたが、都市におけるエネルギー利用の効率化が主課題であり、代表的な重要業績評価指標(KPI)はCO2削減であった。国内では、横浜市、愛知県豊田市、けいはんな学研都市、北九州市がモデル都市となり、中国では、天津エコシティが代表格であった。一方、今起きているスマートシティへの取り組みは、エネルギー利用の効率化のほか、交通、物流、防犯、防災、医療・介護・福祉、観光、地域産業など多くの分野の課題解決や価値向上が期待されての動きである。その成果は、都市に住む住民や外部からの来訪者、経済活動を行う企業にとって、安全、安心、快適、創造的な都市の生活や活動を支えることとなるが、同時に、世界から優秀な人、企業、カネを集める都市間競争にもつながる。
-
- はじめに
- 日本におけるスマートシティ政策の動向
- 機能するスマートシティ政策をつくる視点
- おわりに
-
- はじめに
- データ活用型サービスの先端事例
- データ駆動型SCへの事業参画の意義
- 都市OSにもとづく次世代サービスの先端事例
- おわりに
お問い合わせ先
株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部
E-mail:nmredit@nri.co.jp