①デザインアプローチによる改革の「自分ごと化」、②カスタマーフォーカスを機軸とした「仕事の型」「改革の型」定着プログラム、③パフォーマンスマネジメントの活用
コンサルティング領域
仕事の価値を高める「攻めの働き方改革」
今や、「働き方改革」は、業種・業態や企業規模に関わらず、各社が取り組まなければならない経営課題になっていますが、今のところ改革の目的は、「時間短縮」、「業務効率アップ」、「労働力確保」、「柔軟な働き方」に置かれているケースが大部分です。
短期的には、これらの目的を達成することが求められますが、改革に伴う副作用(社員のモチベーションダウン、仕事の価値の毀損等)やAI・RPAの普及による人間が担うべき仕事のシフトに鑑みると、改革は次のステージ、すなわち、仕事の価値を高める「攻めの働き方改革」に進む必要があります。
デザインアプローチを活用した「働き方ビジョン」の策定支援
仕事の価値を高めるためには、最終的には、社員一人ひとりが自分の仕事のやり方を変えていくことが不可欠です。そのためには、変革を実践したくなるような目標像、すなわち「働き方ビジョン」が必要です。
しかしながら、「働き方ビジョン」を表現するのは簡単ではありません。一般的で陳腐な言葉で自社らしさが表現しきれなかったり、逆に言葉を尽くそうとするあまりに社員の「自分ごと化」を妨げたりする事例も多く見られます。
NRIは、画像・映像など感覚に訴えるツールを用いて「働き方ビジョン」のイメージを触発するとともに、それを用いた社員同士の対話の場の設計・運営により、改革の「自分ごと化」を実現します。
カスタマーフォーカスを機軸とした「仕事の型」「改革の型」定着プログラムの設計・運営支援
デジタル化の進展等を背景に、環境変化が早く、大きくなることに対応し、仕事のやり方を変革することが求められています。例えば、GEでは、FastWorks Everydayという働き方改革を全世界で展開し、顧客起点、シンプル、スピードといったコンセプトを組織文化として根付かせようと取り組んでいます。
AI・RPAの普及により、人間が担う仕事は、より非定型的・企画的なものにシフトしていくと考えられますが、そのような仕事で成果を出すための「仕事の型」、仕事の価値を高めるための「改革の型」を組織に定着させられるかどうかが、企業の競争力を左右します。
NRIは、各社の戦略・ビジネスモデルの理解に基づき、職種別に目指すべき「仕事の型」「改革の型」を設計するとともに、その定着に向けたトレーニングプログラムの設計・運営をご支援し、社員一人ひとりが仕事の価値を高めることを実現します。
パフォーマンスマネジメントの変革支援
社員一人ひとりの行動変革をサポートするうえで、マネジャーの役割は重要です。特に、変化が早く大きい環境下では、従来のような固定的な目標管理サイクルが機能しにくくなっており、上司・部下・同僚間のコミュニケーションの質と頻度を高め、社員一人ひとりの経験学習を促すことがますます重要になっています。
NRIは、パフォーマンスマネジメントプロセスを再設計するとともに、それを実行するためのマネジャー強化(スキル付与、意識変革)、ツール導入、制度改革を支援いたします。
「攻めの働き方改革」実行支援コンサルテーションの全体像
業務改革の計画策定・実行支援
RPAを活用したホワイトカラーの働き方改革支援
NRIの「働き方改革」関連サービスの全体像
関連レポート
「真の働き方改革」とは(NRIジャーナル 2018年3月19日)
人工知能を利用して、「働き方改革」を支援するコンサルティングサービスを提供開始(ニュースリリース 2017年8月4日)
働き方改革 企業と官公庁における実践(知的資産創造 2017年7月号特集)
一億総活躍社会における雇用・働き方(知的資産創造 2016年7月号特集特集)
コンサルタント紹介
阿波村 聡
経営DXコンサルティング部 部長
内藤 琢磨
経営DXコンサルティング部 グループマネージャー
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