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野村総合研究所、CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」において5年連続で「リーダー・ボード」に選出

2024/03/07

株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、2024年3月6日、環境問題関連の情報開示プラットフォームであるCDP1が公表した2023年の「サプライヤー・エンゲージメント評価」(以下「SER評価」)において、気候変動対策をサプライチェーン全体で積極的に取組んでいる企業として「リーダー・ボード」の一社に認定されました。これは、NRIグループが掲げたサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減目標や気候変動リスク低減に関する対応、ならびにその実現に向けたビジネスパートナーとの協働が、グローバルリーダーにふさわしいと評価されたものです。
なお、NRIは2024年2月に、CDPによる2023年の気候変動に関する調査において、最高評価の「CDP Aリスト」企業にも選定2されています。

「SER評価」について

CDPの気候変動に関する調査(以下「CDP気候変動質問書」)は、世界の株式時価総額上位の企業を対象に、各社の温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和対策の取り組み関する開示を促し、評価・公表するものです。CDPのSER評価は、購買組織・企業によるサプライヤーとの協働の取り組みを評価し、ベストプラクティスを認めるシステムを構築することによって、全世界のサプライチェーンにおける排出量に関する取り組みを加速させることを目指しています。
SER評価は、CDP気候変動質問書のいくつかの分野の質問(ガバナンス、目標、スコープ3排出量算定、サプライヤー・エンゲージメント)への回答に基づいて行われます。さらにCDP 気候変動質問書全体のスコアも、気候変動に関する企業の全体的なパフォーマンスとして考慮されます。SERで最高評価を獲得した企業が、サプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして表彰されます。2023年は、CDP気候変動質問書に回答した企業の450社以上が、最高評価の「リーダー・ボード」に選定されました。

NRIの気候変動に関するビジネスパートナーとのエンゲージメント

NRIグループは、サプライチェーン全体で事業活動に伴う温室効果ガス排出量を削減するために、「2030年度までにScope33排出量を2019年度比で30%削減」「2050年度までにScope3を含めてネットゼロ4を達成」という目標を設定しています5
これらの目標を達成するため、国内外のビジネスパートナー向けに「サステナビリティダイアログ」を毎年開催し、気候変動を含むサステナビリティに関するテーマについて各社と意見交換を行っています。また、2022年度からビジネスパートナー向けに温室効果ガス排出削減目標の設定に関するワークショップや個別相談会を開催しています。さらに2021年度からは、Scope3排出量をより正確に把握する目的で、CDPサプライチェーンプログラム6にも参加しています。
これら、気候変動に関するビジネスパートナーへの働きかけが国際的に高いレベルにあると評価され、今回の選定につながったものとNRIは考えています。

NRIグループは、コーポレート・ステートメント「Dream up the future. 未来創発」のもと、気候変動問題をはじめとした社会課題に対し、さまざまなステークホルダーとともに新たな価値を創造し、持続可能な未来社会づくりに貢献していきます。

  • 1  

    CDP:環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買組織の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利組織です。
    CDP 「サプライヤー・エンゲージメント評価」については、次のCDPのウェブサイト(英語)をご覧ください。
    https://www.cdp.net/en/research/global-reports/scoping-out-tracking-nature-across-the-supply-chain

  • 2  

    詳細は次のURLをご参照ください。https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2024/0207_1

  • 3  

    Scope3排出量:Scope1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)、Scope2(他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)以外の間接排出量。サプライチェーンでの製造、従業員の通勤・出張などに伴う温室効果ガスの排出量を指します。

  • 4  

    ネットゼロ:人為的な温室効果ガス排出量と除去量のバランスが取れており、大気中への温室効果ガス排出量が正味ゼロの状態を指します。

  • 5  

    詳細は次のURLをご参照ください。https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0224_1

  • 6  

    CDPサプライチェーンプログラム:参加メンバー企業・団体がCDPの開示システムを通じて、取引先に対して質問書への回答要請を行う仕組みのことです。

ご参考:NRIグループのサステナビリティに関する取り組み

ウェブサイト https://www.nri.com/jp/sustainability
統合レポート https://ir.nri.com/jp/ir/library/report.html
ESGデータブック https://www.nri.com/jp/sustainability/library/back_number
サステナビリティブック https://www.nri.com/jp/sustainability/library/back_number

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株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 玉岡
TEL:03-5877-7100
E-mail:kouhou@nri.co.jp

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株式会社野村総合研究所 サステナビリティ推進部 伊吹、高橋
E-mail:41sustainability@nri.co.jp