（株）野村総合研究所は、平成22年11月30日付けで、厚生労働省より、平成22年度セーフティネット支援対策等事業費補助金（社会福祉推進事業分）の採択の内示を受け、以下の調査研究事業を実施することとなりました。

採択事業

• 地域主体による中高年ひきこもり支援の効果検証及びベストプラクティス発掘に基づく手法の開発・共有化事業

事業の概要

近年、若年でひきこもった者の高齢化、また、中高年になってからひきこもる者といった、ひきこもりの高年齢化が問題となってきている。支援においても、「医療」、「教育」、「就学・就労」が中心となる若年のひきこもりに対する支援とは異なり、中高年の場合は「地域」が重要な役割を担うなど、原因や出口の違いから、それぞれの支援のあるべき姿にも違いが見られると推察される。
そこで、本事業では、これまで実態の把握が十分ではなかった中高年のひきこもりに焦点を当て、中高年のひきこもりの実態を明らかにし、適切な支援手法や地域が担うべき役割について検討・整理する。