決定版 リブラ
発行元
東洋経済新報社
発行日
価格
定価1,760円(税込)

目次



第1章 世界に衝撃を与えたリブラ計画
第2章 デジタル通貨2.0時代の幕開け
第3章 プラットフォーマーの進撃
第4章 リブラは銀行制度を破壊するのか
第5章 中央銀行と国家に挑戦するリブラ
第6章 リブラは米中通貨覇権戦争の引き金に
第7章 2025年の金融予想図

著者コメント



本書では、フェイスブックが主導する新デジタル通貨リブラ計画や、それに触発されたデジタル人民元計画などを論じています。リブラ計画は難航していますが、仮にそれが頓挫しても、第2、第3のリブラ、つまり他のプラットフォーマーらによるグローバルデジタル通貨は出てくるでしょう。リブラ計画によって、従来の金融の世界をひっくり返す、いわば「パンドラの箱」は開かれてしまったのです。我々がいま考えなければいけないのは、適切な規制策を講じることで、それらを既存のシステムにいかに円滑に取り入れていくか、ではないでしょうか。

執筆者情報

  • 執筆者
    木内 登英
    部署
    エグゼクティブ・エコノミスト
    プロフィール