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用語解説 組織・コーポレートガバナンス

ピラミッド組織/フラット組織

Pyramid Organization/Flat Organization

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組織の管理階層が重層化しているのがピラミッド組織。管理階層を簡素化したのがフラット組織。

組織が大規模化するにつれ、管理職の目が届く部下の人数の限界、すなわち管理限界によって、本部、部、課などの管理単位を重層的に設定する必要が出てきます。これをピラミッド組織といいます。

組織階層構造の違い

ピラミッド組織は指揮命令系統が上意下達である場合に機能しやすく、軍隊組織が原型といわれています。ピラミッド組織の問題は、重層的な階層構造を経るにつれ、正確な意図が伝達されない、また伝達スピードが遅くなることです。組織の末端は「指示待ち」であることを求められているともいえ、現場の判断力低下につながることは昨今の経営環境では致命的な欠陥となります。

誤ったフラット化の代償

フラット組織は、ピラミッド組織の欠点を克服し、組織構成員の自律性・自発性を前提にした組織形態です。しかし、多くの日本企業がフラット組織を採用した背景には、経済の低迷・停滞があり、冗長となった管理階層および管理職ポストを削減する目的があったために、本来あるべき構成員の自律性・自発性が疎んじられてしまったきらいがあります。

フラット組織を採用する企業の悩みは、構成員に共通の組織目標をいかに徹底するかということです。自律性・自発性をもってもらうように人材育成することも必要ですが、それだけでは個の集合体にしかならず、組織としての力が発揮されません。目先の目的でピラミッド組織をフラット化した代償は大きく、各個人の自律を前提に、組織の絆を取り戻し、共有する価値観・目標を設定する取り組みが求められています。

実際に人材育成・指導やノウハウ伝承を意識した組織改正(構造としてはピラミッドへのゆり戻しだが目的が異なる)事例が出てきています。

ピラミッド組織とフラット組織

ピラミッド組織とフラット組織

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