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用語解説 経営戦略・事業戦略

コア・コンピタンス

Core Competence

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他社に真似できない核となる能力。成功を生み出す能力であり、競争優位の源泉となる。

コア・コンピタンスとは、G・ハメルとC・K・プラハラードの著書『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞出版社、1995年)によって広められた概念で、他社に真似できない核となる能力のことです。この著書では、「顧客に特定の利益を与える一連のスキルや技術」と説明されています。

過剰な現実主義の危険性

1980年代まで戦略仮説の分析は、目に見える成果・製品を対象にした簡便な分析ツールの活用が主流でした。しかし、過去のデータや現在の業績に注目しているだけでは、未来における競争優位の確立を十分に議論できないことが懸念されます。現実主義に陥りすぎると、目に見える範囲に限定された製品の市場シェアや利益など、現業そのものに対する分析に偏ってしまいます。

未来への挑戦が成功の原動力

コア・コンピタンスの考えは、このような問題点を解消するものです。

不連続に変化する未来において強い競争力を保ち続けるためには、コア・コンピタンスを全社的に認識し、その強みから成果を生み出す組織学習が大切になります。精緻な分析を行い、綿密な計画を立てることよりも、立案された計画を全社員が正しく理解し、情熱と知的エネルギーを持って未来に挑戦することのほうが成功を生み出す原動力となります。核となる能力を磨き上げるために組織全体で学習を繰り返すことで、環境変化にも柔軟かつ大胆に対応できるのです。

事業多角化の際にも、自社のコア・コンピタンスを正しく認識することが重要です。コア・コンピタンスという自社固有の経営資源を明らかにすれば、その資源を梃子(レバレッジ)にして幹となる事業を展開することや現状を前提としないストレッチ目標への見通しを立てることも容易になるでしょう。

戦略分析の対象

戦略分析の対象

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