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用語解説 組織・コーポレートガバナンス

マトリクス組織

Matrix Organization

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機能別、事業別、エリア別など、異なる組織形態の利点を掛け合わせ、同時に達成しようとする組織形態。

マトリクスという言葉は数学の行列からきています。マトリクス組織は、組織形態に縦と横の関係を持ち込んだものです。

複数の目的を追求する組織

マトリクス組織は、組織機能の高度化に伴い、複数の目的を同時に達成しようとする意図を示した組織形態といえます。

グローバル企業のエリア別・製品別のマトリクス組織のケースを考えてみましょう。エリアにはエリアの地理的要件を踏まえたマネジメントが必要なので、エリア別の、いわゆる現地法人や支店という形態でマネジメント単位を設定します。展開する製品に関しては、エリア横断で同一製品に関する管理を横串で行うメリットもあるので、製品事業責任者をエリア横断で設置します。そこで各エリア製品事業部門にはエリア長と製品事業責任者の2人の上司がいることになります。

高度な経営管理の仕組みが必要

マトリクス組織では、縦横の利害調整が課題になります。予算編成を想定してください。エリアの予算と製品の予算があり、どちらかが達成できない場合の調整をどうするのか、ということです。このような労力がかかるのですが、組織としては複眼的な牽制機能が働くともいえ、緻密な経営管理には適しています。

マトリクス組織を採用する企業では予算編成や人事権(ある人材はエリア内で異動すべきか、あるいは製品事業部間で異動すべきか)などの調整項目を最適化すべく、予算編成の会議隊やマトリクス経営管理システムなど、必要な仕組みも合わせて整備しています。

変化の激しい昨今の経営環境では、組織編成も柔軟に行いたいというニーズが出てきています。柔軟な組織編成を可能にするために、マトリクスの管理単位を小さくしたり、組み合わせや改廃が柔軟にできるようにすることも課題として出てきています。

マトリックス組織

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