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用語解説 経営戦略・事業戦略

ライフスタイル・マーケティング

Lifestyle Marketing

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マーケティング・セグメンテーションの切り口として、個人のライフスタイルを用いるマーケティング手法。

ライフスタイル・マーケティングとは、個人のライフスタイルに着目して消費者のセグメンテーションを行うマーケティング手法のことをいいます。

背景には価値観の多様化

これまでのセグメンテーションでは、人口統計や社会・経済的な特性をもとにした分類を用いることが一般的でした。これは消費者の価値観が、性別、年齢、年収などで傾向が似ているという特徴があったからです。しかし、近年、個人の価値観が多様化したことにより、人口統計や社会・経済的に同様のグループの中でも異なる消費活動の人が増加してきました。そのために、個人のライフスタイルでマーケティングを見ていく新しい考え方が生まれたのです。

ライフスタイルとは、その人の人生観、価値観などを反映した生き方のことを総称しているものです。同様のライフスタイルを示す人をグルーピングし、商品・サービスのマーケティングの方法を考えることがライフスタイル・マーケティングでは重要になります。働く女性向けに開発された夜洗い用洗剤「スタイルフィット」、健康意識が高い人向けに開発されたウォーターオーブン「ヘルシオ」などは、ライフスタイル・マーケティングから生まれた商品の一例といえます。

ライフスタイルのセグメンテーション手法として有名なものに、米国のSRIインターナショナルが提唱するVALSがあります。VALSとは、Values and Lifestylesの略で、個人のライフスタイルは「行動」「関心」「意見」の3つにより形成されるという考え方に基づいて、人々をセグメンテーションしています。

ライフスタイルの例

最近話題となっているライフスタイルの例としては、健康・環境に対する関心が高い「LOHAS」、実用品への支出は惜しまないが、従来の富裕層のような派手な消費を行わない新富裕層「BOBOS」などがあげられます。どれも、消費者の人生観・価値観が形づくったライフスタイルということができます。

消費者の価値観は時代とともに変化するもので、消費者の動向に注意しながら、マーケティングを行っていく必要があります。

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