CONTENTS
- サプライチェーンデザインにおけるアナリティクスの位置づけ
- 「データの視点」から見たアナリティクス業務プロセス確立の課題とその解決策
- 「システムの視点」から見たアナリティクス業務プロセス確立の課題とその解決策
- 「人材の視点」から見たアナリティクス業務プロセス確立の課題とその解決策
- サプライチェーンデザインのアナリティクス事例
- サプライチェーンデザインの実現に向けて
要約
- 今日の激化する環境変化に対応するため、サプライチェーン設計をシステムの活用により継続的な業務として実施する「サプライチェーンデザイン」が欧米を中心に広がっている。
- 「サプライチェーンデザイン」では、計画系・実行系といったサプライチェーンに関する業務で従来使われてきたアナリティクスに比べ、より複雑な問題に高い精度で答えなければならないため、業務プロセスの確立に向けて採用するアナリティクスやその活用方法が重要となる。
- 業務プロセスの確立に当たって、データ・システム・人材の3つの視点から解決すべき課題を見ると、会社内に散在する多様な定量データを短期間で収集・加工できるプロセスの整備、さまざまなサプライチェーン設計の問題設定に柔軟に対応できるシステムの構築、アナリティクス業務プロセスを実施できるスキルを持ったアナリティクス人材の確保が挙げられる。
- 先進企業のベストプラクティスを集約したサプライチェーンデザインシステムやETL(Extract Transform Load)ツールの登場により、データ・システム・人材の3つの視点で挙げた課題は現実的に解決可能になってきている。
- 「サプライチェーンデザイン」の実現に早期に取り組んだ先進企業では、サプライチェーンデザインを担う専門組織(COE:Center of Excellence)を設立して、高速、高精度なサプライチェーン設計の大規模な実施が可能となっている。
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