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特集 オペレーションの進化

サステナビリティ経営とオペレーションの「深化」

2017年12月号

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CONTENTS

  1. 注目されるサステナビリティ経営
  2. サステナビリティ経営がオペレーション領域にもたらす影響
  3. オペレーション領域にもたらされる変化
  4. サステナビリティ観点からのオペレーションの深化に向けて

要約

  1. 近年、過度の資本主義への懐疑性や、環境・社会問題にかかわる企業に向けた社会的牽制が強まり、企業経営において持続的成長に向けた「サステナビリティを考慮した経営」へと舵切りする機運が高まっている。実際に、先進企業では、こうした変化を先取りし、経営計画や事業戦略の中核にサステナビリティの要素を取り込み、事業・経営にサステナビリティの概念を統合する動きが見られる。
  2. サステナビリティ経営への舵切りは、将来、企業経営の「オペレーション領域」に対しても多様な変化をもたらす。具体的には、①経営管理・情報開示領域(経営計画・経営管理・対外的な情報開示)、②組織統制領域(組織統制・人事評価・事業判断基準)、③サプライチェーン領域(サステナビリティ調達・サプライチェーン上のリスク管理)の各領域にサステナビリティの概念が統合される。
  3. 元来、サステナビリティ経営の目的には、攻めの戦略となる「競争力強化」(アップサイド)、守りの対策となる「リスクヘッジ」(ダウンサイド)の両側面があるが、オペレーション領域へのサステナビリティ要素の組み入れは、主に「リスクヘッジ」の側面がより強く表れたものである。長期的・社会的視野でリスクへの対応を行うことで、持続的成長に向けて経営基盤を強化することができる。
  4. サステナビリティ経営の潮流は、企業経営のオペレーション領域に対しても変化や影響をもたらすが、企業や業態によってその対応は異なる。企業は、サステナビリティ経営が自社のオペレーション領域にもたらす影響を考察し、将来を見据えた対応策を検討すべきだ。

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執筆者情報

  • 伊吹 英子

    伊吹 英子

    コーポレートイノベーションコンサルティング部

    プリンシパル

  • 深井 恒太朗

    深井 恒太朗

    金融コンサルティング部

    主任コンサルタント

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

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