近年、急速に進展するデジタル化の流れの中で、米国のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を集めた呼称)や中国のBAT(Baidu:百度、Alibaba:阿里巴巴、Tencent:騰訊、の頭文字を集めた呼称)などが主導権をめぐって競合を強める一方で、日本の存在感低下と危機感の高まりが指摘されている。
インターネットが普及し始めた2000年以降、北米ベンチャー企業のダイナミズムに日本は一貫して圧倒されがちであった。加えてここ数年は、中国の行政・企業・社会の強力な連携アプローチにも圧迫される形となっている。こうなると、単なる研究開発や技術開発の遅れという段階ではなく、社会のデジタル実装力、国民のデジタルの受け入れ能力の差にも問題意識を向けざるを得ない。
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