フリーワード検索


タグ検索

  • 注目キーワード
    業種
    目的・課題
    専門家
    国・地域

NRI トップ ナレッジ・インサイト 刊行物 知的資産創造 知的資産創造一覧 知的資産創造 2019年6月号 ワイヤレス新時代のビジネス変革

特集 5G元年 その革新性と可能性

ワイヤレス新時代のビジネス変革

2019年6月号

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

CONTENTS

  1. ワイヤレスネットワーク新時代の幕開け
  2. 新しい無線技術の潜在能力
  3. スマートシティ用ネットワークの可能性
  4. ワイヤレス新時代のスマート社会を支えるワイヤレスIoTプラットフォーム
  5. ビジネス変革実現に向けた課題

要約

  1. 携帯ネットワークは約10年ぶりに大幅刷新され、2020年に5G(第5世代移動通信)として提供される。また、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)を実現する技術としてLPWA(低消費電力広域)や低消費電力PAN(パーソナルエリアネットワーク)が注目を集めており、一部では実利用も始まった。2020年代は「5G時代」であると同時に、スマート社会の実現を支援するさまざまな無線技術・サービスの活用が進む「ワイヤレス新時代」でもある。
  2. 5Gは、高速大容量通信、超信頼・低遅延通信、多数同時接続の機能を有する。スマホ向けに高精細映像をストリーミング配信できるだけでなく、モバイルワーク、自動運転、遠隔医療などさまざまな用途に応用できる。一方LPWAは、ボタン電池一つで数年間稼働するセンサー用のネットワークとして開発された経緯もあり、遠隔検針や資材・機器の管理などでの活用が期待されている。
  3. 今後、「ワイヤレスIoTプラットフォーム」の重要度が増す。企業はワイヤレスIoTプラットフォームの活用によって、5GやLPWAなど複数の無線技術を同時に、かつシームレスに活用する「ハイブリッド・ワイヤレス」を実現し、ビジネスのアジリティ(俊敏性)を高めるようになる。
  4. 今後、クラウドコンピューティングの普及も相まって、無線技術活用への期待が一層高まるだろう。現在、5Gの活用シーンを企業とともに検討する「共創プログラム」に、通信事業者各社が取り組んでいる。新技術の活用にありがちな「プロダクトアウト」視点から脱し、ネットワーク以外の機能・情報も活用した新しいサービスの追求や課題解決の探求など、高い視座からの取り組みが求められる。

PDFファイルでは全文お読みいただけます。

全文ダウンロード(640KB)

執筆者情報

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

購読に関するお問い合わせ先

年間購読をご希望される方は、下記問い合わせ先へお願いします。

NRIフィナンシャル・グラフィックス
戦略マーケティング部
Mail : chiteki-dokusha@nri.co.jp
Tel:03-5789-8251(平日9:30~17:00) Fax:03-5789-8254

※FAXでのお問い合わせは下記お申し込み用紙をご使用ください。