CONTENTS
- インダストリー4.0と新興国のデジタル化
- 中国による対抗:中国製造2025、デジタル一帯一路による囲い込み
- 急速なキャッチアップ、デジタル自立化を図る新興国勢
- 日本企業の状況と取るべき対策
- 最後に:インダストリー4.0とものづくりにおける人・組織
要約
- インダストリー4.0の実現のため、ドイツ勢は産官学を挙げたプロモーションをかけ、中国・新興国への浸透を図っている。それと連携の姿勢を見せつつも、独自の対抗として中国側も中国製造2025やデジタル一帯一路政策の下、中国国内にとどまらず新興国の囲い込みを行っている。
- 新興国側でも、急速なキャッチアップを見せるASEANのリーダーを目指すシンガポールはドイツと連携して、先端R&D拠点としてのLearning Factoryを展開するとともに、インドネシアなどにはノウハウを供与する側へ回っている。製造業の集積が進むタイでもタイランド4.0政策・SI育成も含めて追従する状況である。
- 産官学でのパッケージ展開を見せるドイツ勢、圧倒的な規模と価格で勝負する中国勢、現場へのノウハウ移転と人材育成で攻める日本勢など、それぞれの動き・ポジショニングが見えてきている中で、今後のデジタル時代における新興国戦略を論じる。
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