CONTENTS
- 日本のインダストリー4.0の現在地とDXの必要性
- 日本企業におけるDXの課題
- 日本企業DX化の処方箋
- 最後に
要約
- 日本企業のインダストリー4.0は多くの企業で「現場改善・可視化」と捉えられ、ドイツや中国などで目立つ全社のプロセス高度化や、新たなビジネスモデル転換までには至っていないケースが多い。
- 日本の製造業のインダストリー4.0対応を加速させるためには、より広い視点でのデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが欠かせない。
- 日本の製造業でDXが進まない背景として、①経営・現場・IT部門が乖離しており、全体感を持った推進役が不在であること、②IT投資のROI至上主義による短期で効果が出る堅い投資への偏重、③自前主義・オープンイノベーションの欠如、が挙げられる。
- DXを推進するためには、企業の特性に応じて、DX化を担う組織を設計することが必要になる。事業部門の業務内容やITについて知見を有する人材を社内外から集め、社長号令の下で実施するのが望ましい。
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