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特集 DXの新たな地平

XRの可能性

高鮮度の価値伝達が実現する新しい世界

2021年3月号

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CONTENTS

  1. はじめに:体験・価値を伝えることの限界、「当たり前」の喪失による心理的負担と価値の再認識
  2. キーワード:XRとは
  3. 世界観と方向性:体験を伝えるインターフェースの変遷とミラーワールドという次世代のプラットフォーム
  4. ユーザー体験のデザイン:XRの役割
  5. 事例紹介:XRの親和性
  6. 今後:Society5.0とSDGsを目指したXRの社会実装に向けて

要約

  1. COVID-19がもたらした最も大きな変化の一つが「距離」である。この1年足らずでコミュニケーションの主戦場は物理的な空間からバーチャル空間へとパラダイムシフトが起きた。そこで今、押さえておくべきキーワードが「視覚のバーチャル化(=XR)」である。
  2. 人類は体験を伝えること(コミュニケーション)に力を注いできた。活版印刷、インターネットやSNSなどであり、それらは見事にコモディティ化を果たした。次にくるのは、XR技術や空間コンピューティングなどで構成されるミラーワールドである。
  3. XR技術の持つメディアとしての特性は、「高鮮度な(3次元的な)情報伝達」「時間の拡張(半永久的な保存)」「空間の拡張(価値の伝達範囲)」によるUXの拡張である。
  4. ミラーワールドという概念やXR技術は、「不動産」や「美術」など既に時間と空間を飛び越えて価値伝達している媒体と親和性がある。XR技術はソフトウエアとしてそれらを補完して、より価値を高めることができるものである。
  5. XR技術のもたらす価値伝達の変容、そこに形成されるプラットフォームは、Society5.0やSDGsといった経済発展と社会課題解決を両立させる世界規模の取り組みに貢献するものである。さらに、日本は多様なアニメーション、豊富なキャラクターIPを保有するため、世界をリードして社会実装していく可能性にあふれているのである。

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執筆者情報

  • 入江 眞

    ビジネスIT推進部

    主任システムコンサルタント

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

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