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特集 消費財とサイエンスの融合

製薬メーカーのDX

難局を超え、提供価値を高めるデータ活用

2022年3月号

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CONTENTS

  1. 製薬メーカーのDXの意義と全体像
  2. バリューチェーンのさらなる効率化に向けたDXの取り組み(特にVC上流の研究・臨床・生産を中心に)
  3. ペイシェントジャーニーに広く貢献するためのDX(疾患啓発、服薬管理、営業マーケティング・PMS・MAなど)
  4. 製薬メーカーにおけるDX推進のポイント

要約

  1. 新薬の成功確率の低下や研究開発費の高騰が進み、製薬メーカーには、バリューチェーンのさらなる効率化や治療だけでなく、予防、診断、予後も含めたペイシェントジャーニー全体への貢献によるアウトカム向上が求められている。これらの課題を解決する上で、DXの推進が重要な役割を担うことになる。
  2. バリューチェーンのさらなる効率化においては、近年、研究開発期間の短縮などインパクトの強い成果が報告されており、DXの成否が製薬メーカーの今後の生き残りの鍵を握る可能性が高まっている。
  3. ペイシェントジャーニー全体への貢献においても、治療対象層への早期接触・受診勧奨と自社医薬品の選択率の向上を主な目的として、医療ビッグデータやAI、オンライン技術などの活用が盛んに進められている。
  4. 企業がDXを推進するポイントは、事業課題の抽出、DX戦略としての現場への落とし込み、パートナーの効率的な選定、業務や組織文化の再設計などが挙げられる。特にIT業界と組織の機能や文化が大きく異なる製薬メーカーでは、業務や組織文化の再設計が最も重要であり、DX推進における一過性の活動ではなく、新しいバリューチェーンの一部にDXを組み込みながら組織に浸透させていく必要がある。

PDFファイルでは全文お読みいただけます。

全文ダウンロード(1.31MB)

執筆者情報

  • 高田 篤史

    ヘルスケア・サービスコンサルティング部消費財グループ

    主任コンサルタント

  • 木島 百合香

    ヘルスケア・サービスコンサルティング部Medtech & Life Scienceグループ

    コンサルタント

  • 松本 拓也

    ヘルスケア・サービスコンサルティング部Medtech & Life Scienceグループ

    副主任コンサルタント

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

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