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特集 時代の転遷と新たなる価値創造モデル

無形資産競争時代を勝ち抜くデジタルケイパビリティ変革

デジタル価値創造サイクルの構築と実践

2022年11月号

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CONTENTS

  1. 無形資産競争時代の到来
  2. デジタル知的資産を活用した価値創造サイクル
  3. デジタル知的資産で価値創造を加速している事例
  4. 無形資産競争時代におけるデジタルケイパビリティ変革の方向性

要約

  1. 昨今、企業の競争力の源泉が有形資産から無形資産にシフトしつつあるが、世界的に見て日本企業の無形資産活用は遅れている。無形資産経営への戦略的かつ大胆な転換が日本企業に求められている。
  2. 無形資産、特に知的資産を多く有する企業が競争優位性を確立する傾向にある。デジタル化された知的資産(デジタル知的資産)のうち、データをデジタル暗黙知、アルゴリズムや人工知能(AI)モデルが組み込まれたソフトウエアをデジタル形式知と捉え、それらを蓄積・活用して自社の企業価値向上に貢献する、デジタル知的資産を活用した価値創造サイクルを構築することが重要である。
  3. 無形資産には「つくるのが難しい」「活かすのが難しい」「可視化するのが難しい」という特徴があるが、これらを克服して価値創造サイクルを確立するために、三つのケイパビリティ変革を提言する。一つ目はマーケット(顧客)の「知」をデジタル工場に直結するための体制・仕組みの整備、二つ目はデジタル形式知を現場にインストールする仕掛けの構築、三つ目はデジタル知的資産価値のアカウンタビリティ(説明責任)の確立である。
  4. 「資産をつくって、使い切る」というROI型のシステム投資から、「資産をつくって、蓄積・成長させながら、企業の競争力を高める」資産蓄積型のデジタル投資が増えてきており、デジタル価値創造サイクル確立の重要性は今後ますます高まるであろう。

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執筆者情報

  • 斉藤 基

    システムコンサルティンググローバル事業推進部長

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

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