CONTENTS
- 日本企業が陥っている問題点
- 先進事例
- 製造資本の強化に向けて
要約
- 日本の製造業を取り巻く事業環境は複雑性が増している。VUCAといわれる現在、その製造資本を強化する必要性は高まるばかりである。そうした中、日本企業が持つ製造資本には、①目指す姿に関する部門間共有の問題、②部門間における情報共有の問題、③ソフトウエア対応、データマネジメントの問題、④グローバル生産を最適化する難しさ、という4つの問題点がある。
- 先進事例として、グローバルに進めたM&Aにより獲得した製造拠点、人材、ノウハウ含め、統合で製造資本を強化したDMG森精機とダイキンを取り上げる。
- 製造資本の強化に向けて取り組むべきこととして、①目指す姿の明確化とそれに伴う集中と拠点対応機能の最適配置、②マザー工場機能の強化、③エンジニアリングや製造手順のデジタル化、④市場環境に対するSCM対応力の強化、⑤人材投資の推進、の5つが挙げられる。
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