CONTENTS
- はじめに
- サーキュラーエコノミーによるネイチャーポジティブへの貢献
- 今後求められるサーキュラーエコノミーのあり方
要約
- ネイチャーポジティブの台頭により、事業や企業の評価の観点として、自然への影響が重要となる。サーキュラーエコノミーを構成する「生物サイクル」と「技術サイクル」のうち、前者は自然に「正の影響」を与えるポテンシャルがある一方で、後者は自然に与える「負の影響」を低減することが求められる。
- 生物サイクルが与える自然への正の影響を最大化するためには、「ロケーション」の観点がカギである。自然の状態が芳しくなく再生余地が大きい場所を対象として、バイオマスを還元することが必要である。また、再生可能資源を採取する場所についても考慮する余地がある。
- 技術サイクルを中心に循環している資源についても、一部を生物サイクルに投入し、自然に還元することで、自然の再生に貢献することができる。素材によっては、技術サイクルと生物サイクルの融合により、自然を再生しつつ、循環の完全性を高めることも可能と考えられる。
PDFファイルでは全文お読みいただけます。
執筆者情報
※組織名、職名は現在と異なる場合があります。
購読に関するお問い合わせ先
年間購読をご希望される方は、下記問い合わせ先へお願いします。
NRIフィナンシャル・グラフィックス
戦略マーケティング部
Mail : chiteki-dokusha@nri.co.jp
Tel:03-5789-8251(平日9:30~17:00) Fax:03-5789-8254
※FAXでのお問い合わせは下記お申し込み用紙をご使用ください。