フリーワード検索


タグ検索

  • 注目キーワード
    業種
    目的・課題
    専門家
    国・地域

NRI トップ ナレッジ・インサイト 刊行物 知的資産創造 知的資産創造一覧 知的資産創造 2024年3月号 普及期に突入するグローバルEV 市場と生き残りに向けた戦い方

特集 拡大するEVエコシステムと日本企業のビジネスチャンス

普及期に突入するグローバルEV 市場と生き残りに向けた戦い方

2024年3月号

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

CONTENTS

  1. 導入期から普及期を迎えるEV市場
  2. 普及期に求められるEVとは
  3. 2030年3560万台からの下振れ要因
  4. 事業者が取るべき2つの選択肢

要約

  1. EV市場は、①各国政府の環境政策・産業政策、②ユーザーの受容性向上、③自動車メーカーのEVシフトに伴い、拡大し続けている。自動車メーカーのEV販売目標を積み上げてみると、2030年には3560万台になると試算される。
  2. 普及期におけるEVの購買層は、富裕層から大衆層へと移行する。自動車メーカーが当セグメントを攻略するに当たっては、よりリーズナブルな売価設定が必要となる。たとえば、消費者が必要とする航続距離に合わせて電池容量を減らし、価格を抑制したEV(≒スマートレンジEV)は市場成長のカギを握る可能性がある。
  3. 一方、将来のEV市場においては不透明感も残される。①電池価格の下げ止まり、②政府補助金の縮小、③代替技術の普及と環境動力源の多様化、などにより、先の市場予測は大きく下振れる可能性がある。
  4. EVシフトを志向する自動車メーカーにとっては、モノづくり競争力の強化に加え、LTVを最大化するビジネスモデルの確立が必要となる。また、政府機関にとっては、クリーンエネルギー政策、社会インフラ整備など、民間事業者が協調領域とする取り組みと連動した産業政策の展開を期待する。

PDFファイルでは全文お読みいただけます。

全文ダウンロード(1.17MB)

執筆者情報

  • 小池 貴之

    グローバル製造業コンサルティング部自動車グループ

    GM

  • 石川 祐樹

    グローバル製造業コンサルティング部自動車グループ

    コンサルタント

  • 勝 雄太郎

    グローバル製造業コンサルティング部自動車グループ

    コンサルタント

  • 風間 智英

    コンサルティング事業本部

    パートナー

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

購読に関するお問い合わせ先

年間購読をご希望される方は、下記問い合わせ先へお願いします。

NRIフィナンシャル・グラフィックス
戦略マーケティング部
Mail : chiteki-dokusha@nri.co.jp
Tel:03-5789-8251(平日9:30~17:00) Fax:03-5789-8254

※FAXでのお問い合わせは下記お申し込み用紙をご使用ください。

新着コンテンツ

刊行物

No Image

刊行物

No Image
EVシフトの転換点

2024年3月号