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視点

行動経済学とデジタル技術

2018年2月号

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    最近、行動経済学という言葉をよく見聞きする。行動経済学とは心理学と経済学を融合させた学問領域であり、人間の日常生活における身近な経済行動を心理学を交えて分析するものである。1990年代以降、米国を中心に発展を遂げてきたが、この分野の権威であるシカゴ大学のリチャード・セイラー教授に2017年のノーベル経済学賞が贈られたというニュースをきっかけに、日本でもあらためて注目を集めるようになった。
    古典的な経済学では、人間の経済行動や投資行動は、合理的な意思決定に基づいて行われるという前提に立っている。人間は、一定の望ましい経済状況が出現することを念頭に置いてお金や時間を消費するものだという考え方である。これに対して行動経済学は、人間の経済行動の合理的でない側面に注目する。例えば、深夜まで酒を飲んだり、負けると分かっているのにギャンブルを続けたりすることなど、「やめておけばよかった」と思うような意思決定を人間はなぜするのか解明しようとする。

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執筆者情報

  • 立松 博史

    立松 博史

    執行役員

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