CONTENTS
- 環境規制の厳格化が自動車部品メーカーに与えるインパクト
- 電子産業からの自動車部品市場への参入本格化
- CO2ゼロ時代を見据えた日系自動車部品メーカーの課題
- 日系自動車部品メーカーに対する提言
- 淘汰への危機感と期待
要約
- 環境規制の厳格化は、自動車メーカーのみならず、自動車部品業界にも構造変化を引き起こす。特に、「機械部品」から「電子制御」への付加価値領域のシフトは不可逆の潮流と考えられる。
- 電子制御領域の付加価値増大を見据え、電子産業の完成品メーカーおよび部品メーカーが自動車部品市場に参入する動きが本格化している。また、欧州系の大手自動車部品メーカーも積極的に電子部品メーカーを買収し、付加価値シフトに伴う構造変化に備えている。
- 電子制御化された部品は、「機械部品」と「電子制御」がそろって初めて競争力を持つ。日本の自動車部品メーカーは、これまで事業の中で培ってきた機械部品の強みをベースに、電子制御で「強い部品をより強く」するアプローチで、電子制御領域の付加価値を取り込むべきである。
- 逼迫する電子制御開発リソースの強化に当たっては、自前だけでは限界があるため、電子制御開発会社を含めた他社とのアライアンスも有効な手立てとなる。
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