世の中には「生産性向上」という言葉が溢れているが、日本の労働生産性は主要先進7カ国の中では最下位の状況が続いており、国を挙げての課題となっている。
これまで生産性向上というと、「どれだけコストを削減できるか(コスト生産性)」という観点が中心だった。日本企業は「カイゼン」に代表される企業(組織)としての量の最大化を目指してきた。しかし、今求められているのは「どれだけ時間を創出し、新しいことに挑戦できるか(付加価値向上)」という観点である。創出された時間を「何に、どのように使い、新しい価値をどのように生み出していくか」という質の向上が問われてくる。
 筆者がこれまで携わってきたシステム開発を例にとって、生産性向上について考えてみたいと思う。

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執筆者情報

  • 小原 康司

    小原 康司

    執行役員
    証券ソリューション事業本部

    副本部長

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