CONTENTS
- TRAINA開発・発展の経緯
- TRAINAの特長
- 昨今のAI事情とTRAINAの立ち位置
- TRAINAによる働き方改革ソリューション事例
- 今後の拡張・発展領域
要約
- 昨今のAI(人工知能)の著しい機能強化に伴い、さまざまな企業でAIを使った業務改革・改善の導入が進んできた。本稿では、働き方改革を支援する具体的なAIソリューションとして脚光を浴び始めた「TRAINA(トレイナ)」を解説する。
- 2016年7月に野村総合研究所(NRI)が提供開始したTRAINAは、AIと言語処理技術(NLP:Natural Language Processing)との融合をベースに開発されたソリューション群である。TRAINAのキャッチフレーズ「ビジネスを変えるAI×コトバ(あいことば)」が、これらの特長を象徴している。
- TRAINAは、コールセンターやヘルプデスク、対面窓口など、顧客接点業務を効率化、高度化するソリューションとして位置づけられている。また、TRAINAは学習コストの低減と高い専門性(問題解決力)を重視しており、他社のシナリオルール型と一線を画すソリューションとしての立ち位置を確立している。
- サッポロホールディングス株式会社では、2016年12月からの実証実験を通して17年6月からサッポログループの業務効率化推進の本格的展開を開始した。その結果、グループ内からの問い合わせに対応する業務の45%がTRAINAで人手をかけずに回答可能であることを確認できた。
- 今後は営業支援などのより専門性の高い業務分野への挑戦や、グローバル対応(英語化)を行っていく予定である。
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