CONTENTS

  1. 日本企業のPMIにおける問題点
  2. 問題解決の方向性
  3. 先行事例から見たモニタリングプロセスの進め方
  4. クロスボーダーPMIの課題解決に資する実効的なモニタリングの進め方

要約

  1. 日本企業のPMIにおける問題点として、①適正なKPIに落とし込めていない、②モニタリング体制・プロセスが十分でない、③取得されたKPIに対して改善アクションが回せない、④環境変化に対するモニタリングが弱い、が挙げられる。
  2. PMIにおけるモニタリングを推進するためには、①業務担当キーパーソンを巻き込み戦略マップに落とし込む、②各業務でKPIを設定・管理する、③戦略と業務KPIのつながりを従業員レベルまで浸透させる、ことが必要である。
  3. 先行事例としてオムロンを取り上げる。買収後のモニタリングプロセスに徹底した可視化のプロセスを取り入れ、従業員レベルまで浸透を進めている。
  4. 統合後のモニタリングを進めていくには、①モニタリング体制の構築、②地域統括会社への権限委譲と業務標準化の推進、③環境変化のモニタリング、が必要である。

PDFファイルでは全文お読みいただけます。

全文ダウンロード(820KB)

執筆者情報

  • 青嶋 稔

    青嶋 稔

    コンサルティング事業本部

    パートナー

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

購読に関するお問い合わせ先

年間購読をご希望される方は、下記問い合わせ先へお願いします。

NRIフィナンシャル・グラフィックス
戦略マーケティング部
Tel:03-5789-8251(平日9:30~17:00) Fax:03-5789-8254

※FAXでのお問い合わせは下記お申し込み用紙をご使用ください。

お申し込み用紙ダウンロード(236KB)
購読申込み