CONTENTS
- 中央アジア・コーカサスで最も顕著な変化を示すウズベキスタン
- ミルジヨエフ政権の政策変更
- 改革開始後2年間の成果
- 前向きな取り組みが期待される日本企業
要約
- シルクロード沿線諸国の中で人口3000万人以上を擁するウズベキスタンでは、前カリモフ大統領の逝去に伴い、2016年12月にミルジヨエフ新大統領への政権交代が平穏裡に実現した。
- ミルジヨエフ政権は経済改革を進めており、近隣国との関係改善やエネルギー分野以外の産業の育成に取り組んでいる。
- 大臣や大使、官僚の成果主義を徹底しており、各分野で五月雨式の変化が生じつつある。特に観光と農業では顕著な変化が見られ、ビザの解禁、外国人観光客の増加、農業用ハウスの増加、ロシア向け農業輸出の増加などが生じている。
- スルタン主義の前政権に慣れた日本の関係者は、人材流動性が激しい直近のウズベキスタン政府に戸惑っている様子も見られるが、変化は絶好のビジネス機会であり、より積極的な対応が期待される。
- ウズベキスタン側は成果を出すための知恵も含めて日本側に協力を求めてきており、ナレッジ共有を含めた事業提案を行うことが期待される。
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