CONTENTS
- シルクロード沿線諸国に見られる農業分野の特徴ある取り組み
- 各国の農業の特徴
- 日本とシルクロード沿線諸国の農業ビジネス拡大におけるポイント
- 日本への原材料供給地として魅力的な中央アジア・コーカサス地域の活用を
要約
- シルクロード沿線諸国は、近接する国でありながら、文化や気候など異なる特徴を持っている。これらの国では農業は観光と並ぶ基幹産業となっており、経緯は異なるものの、各国においてあらためて強化されている。
- 各国では、ソ連時代に単一作物を大規模に生産していたが、近年、各国の特徴を活かした農業へ転換が進んでいる。
- ウズベキスタンでは、ロシア向けの輸出に再注力し、コーカサスの国々は新しいマーケットの開拓を進めている。また、中央アジアと欧州を直結する整備中の物流網を活用したり、オレンジワインブームなどの新しいトレンドに乗り新規市場を開拓したりしている。
- 一方で、現地生産者と海外事業者をつなぐきっかけが不足しており、認知度の低さもあり、十分な成果が得られているとはいえない。
- これらの地域は、品質のよい果実や乾燥帯に自生する漢方薬原料、ユニークな歴史を持つワインなど、ほかの地域では手に入らない魅力的な農産物が多く、今後の取り組み次第で、さらなる発展が期待される。
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