CONTENTS
- デジタルビジネスにおける三つの観点
- コア価値の再定義がスタート地点
- API公開によってエコシステムの一部に
- データ分析の基盤となる「ID管理」
- 多様性をサポートする認証モデルの活用を
- プライバシー意識の高まりがもたらす変化
- 明確なポリシーを定めた上でツールの活用を
要約
- デジタルビジネスとは、①自社のコアとなる価値を②ダイレクトなチャネルを通して③顧客個人に届けること、である。その実現には、まず自社のコアとなる価値の再定義が必要となる。
- 顧客とのダイレクトなコミュニケーションチャネルを確立するためには、自社サービスへの囲い込みを図るのではなく、API公開を通して既存プラットフォーマーのエコシステム内にコア価値を組み込んでいくことが重要である。
- 顧客個人を識別し、関係を築くための基礎となるID管理技術は、認証技術の進歩とプライバシー規制の広がりによって大きな変化の時を迎えている。一度の認証で状態を切り替えるのではなく、認証レベルを継続的に管理する「継続的認証」などの新しいモデルが必要となっている。
- API公開や認証を含むID管理については、ツールを活用することで比較的容易に現時点でのベストプラクティスを実現できるが、そのためには先の三点について、明確なポリシーの定義付けが前提となる。
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