CONTENTS
- デジタル変革に求められる異能異才
- 異能異才を触媒とした変革事例
- 異能異才のマネジメント
- 日本企業のデジタル変革に向けて
要約
- 大企業におけるデジタル変革には、自社にはない多様なスキル・専門性や非連続の発想が求められる。これら異能異才の価値をいかに自社変革に取り込んでいくか、そのマネジメントの巧拙が課題となる。
- 変革リーダーたちの取り組み事例を聞くと、①異能異才人材の確保、②自社組織と異能異才との融合、③活動成果の評価、と、各段階に難しさがある。デジタル変革の成否は、多くの場合、人的要因にあるといっても過言ではない。
- 異能異才のマネジメント上の本質的な課題は、人事制度、組織構造、企業風土にある。具体的には、自社の採用基準や雇用条件の制約、異能異才の専門能力を正当に評価して遇するルール、異能異才を受け入れる基本姿勢、既存事業を巻き込むための組織力学、変革リーダーの後ろ盾(経営の理解とコミット)などが挙げられる。
- 日本企業のデジタル変革には、異能異才をマネジメントするリーダーの存在が必要不可欠である。大企業であればなおさらである。異能異才の行動原理を理解し、専門性を束ね、目標に向かって邁進するリーダーを発掘し、引き上げていくべきである。
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