CONTENTS

  1. モビリティ周辺の事業環境変化とレイヤー構造
  2. スマートシティにおけるモビリティの役割・機能
  3. スマートシティにおけるモビリティ事業機会と課題

要約

  1. CASEに代表される技術革新、MaaSに代表されるサービス革新が引き金となり、都市におけるモビリティのスマート化が進展している。これらの潮流は、個別モビリティレイヤー、MaaS・モビリティ連携レイヤー、付帯事業・生活サービスレイヤー、都市政策との連携・まちづくりレイヤー、の4つのレイヤー構造として理解することができる。
  2. スマートモビリティの導入は、交通混雑解消、環境負荷低減、ラストワンマイルの移動補完といった、さまざまな都市課題の解決へ寄与すると期待されており、近年の多くのスマートシティ計画には、モビリティが都市の利便性・魅力を向上させる上で重要な機能として描かれている。リアルタイムな需要に合わせて運行を行うオンデマンド交通や、ラストワンマイルを埋める近距離・パーソナル向けモビリティなど、新たなモビリティも顕在化してきた。
  3. モビリティ事業単体の収益性向上・効率化に加えて、モビリティサービスの枠組みの再定義が必要となる。モビリティを活用した都市スマート化に向けた、4つの事業機会の方向性を提示したい。
    方向性①モビリティサービスの高付加価値化
    方向性②都市魅力度・競争力の向上
    方向性③新規移動需要の創発
    方向性④モビリティ関連データ活用・都市課題解決

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執筆者情報

  • 下松 未季

    高見 英一郎

    グローバルインフラコンサルティング部 海外インフラ開発グループ

    プリンシパル兼上級コンサルタント

  • 丹羽 健二

    グローバルインフラコンサルティング部 エネルギー・環境ソリューショングループ

    副主任コンサルタント

  • 川戸 聖也

    グローバルインフラコンサルティング部 海外インフラ開発グループ

    専門職

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