CONTENTS
- グローバルで進む「Next Industry4.0」の動き─Vision2030とインダストリー5.0
- Vision2030とインダストリー5.0の概要
- グローバルで進む企業の「Next Industry4.0」対応
- かつての環境大国・日本のSociety5.0と複雑化する「Next Industry4.0」時代に求められる3つのトランスフォーメーション
要約
- インダストリー4.0が発表されて10年が経過した。パリ協定やSDGs、コロナ禍など、社会変化の中で、「Next Industry4.0」の議論が活発化している。
- ドイツのインダストリー4.0の推進機関であるPlatform Industrie4.0は、「持続可能性」をキーコンセプトの一つとする「Vision2030」を発表するとともに、Sustainable productionレポートにおいて3つの方向性と11の具体的シナリオを発表し、「Next Industry4.0」の社会実装に向けて始動している。
- また、欧州委員会は「人間中心」「持続可能性」「回復力」をコンセプトとするインダストリー5.0を発表し、中国は「中国製造2025」で発表しているグリーン製造プロジェクトを着々と進めている。
- 一方、日本では2016年に「人間中心」「持続可能性」をコンセプトとするSociety5.0を世界に先駆けて発表しているものの、当該領域の企業活動を含め、グローバルでの存在感は薄い。「Next Industry4.0」の動きを日本が主導していく上では、グローバルでの標準化活動・仲間づくりの展開や、産学官で連携した戦略的な取り組みが欠かせない。
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