CONTENTS
- グローバルで変わるロボティクスの勢力図
- 主要国の学官のロボット研究開発・政策の取り組み
- 日本のロボット研究開発・政策の現状
おわりに
要約
- 欧米や中国が国を挙げてロボット産業の覇権争いをする中で、欧米や中国の台頭により日本はロボット後進国になりつつある。
- その背景の一つとして、各国では政府・教育機関から産業界まで巻き込んだ産学官連携の取り組みにより、ロボット開発を加速しているという点がある。
- 米国は国防領域での研究を起点に、教育機関の研究をスピンオフして産業界の振興へとつなげており、欧州はデンマークのオーデンセロボティクスや独フラウンフォーファー研究機構といった学官連携でのクラスター形成による振興がなされている。
- 中国は「中国製造2025」や「五カ年ロボット産業発展計画」でロボット産業を世界のイノベーションの中心にする政策が進行するとともに、「一帯一路政策」で新興国への官民を挙げたロボット展開を図っている。
- 一方で日本は、新たなイノベーションを生み出す体制とはいい難い。産学官でのアクティブなエコシステムを形成し、各立場の強みを活かして経営・技術両方の視点での開発によるイノベーション創出が必要である。
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