CONTENTS

Ⅰ AIがもたらすわれわれの生活シーンの変化
Ⅱ 現時点のAIに対する受容性
Ⅲ 受容性から想定される生活シーンにおけるAIの普及シナリオ仮説
Ⅳ AIのさらなる普及に向けて乗り越えるべき課題と事業者に求められる対応

要約

  1. AIは急速に社会へ普及しているが、生活者目線でAIの活用を実感することは少ない。野村総合研究所(NRI)が実施したアンケート調査でも、日常的に使っている割合は10%以下であり、使ったことがある層を合わせても28%という結果であった。
  2. AIの普及によりわれわれの生活シーンが大きく変わる可能性は大いにあるが、現時点でAIの受容性は高いとはいえない状況である。ただし、AIそのものへの理解は高い状況であり、今後のサービス次第では普及が進むだろう。
  3. AIが普及するには、「アクセシビリティ」「価値観の変化」「個ではなく周囲を巻き込むかどうか」といった観点をクリアする必要がある。
  4. 特に価値観の変化としては、対人コミュニケーションの頻度が低く、心理的・身体的負荷が高い領域において、AIがヒトの代わりを果たすことで破壊的なイノベーションを起こす可能性がある。
  5. AIサービスを今後提供していく事業者は、AIをあくまで手段として捉え、どんな価値観の変化を起こすかといったマーケットインの考え方でサービス開発を進めていくことに期待したい。

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執筆者情報

  • 伊藤 大輝のポートレート
    名前
    伊藤 大輝
    所属・職名
    ICT・コンテンツ産業コンサルティング部
    シニアコンサルタント
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    名前
    片寄 良菜
    所属・職名
    ICT・コンテンツ産業コンサルティング部
    コンサルタント

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