CONTENTS

Ⅰ 超高速化社会の到来と企業の課題
Ⅱ AIと人のハイブリッド意思決定の必要性
Ⅲ ハイブリッド意思決定の実践事例
Ⅳ AIハイブリッドマネジャーの重要性

要約

  1. 現代社会は大量のデータがやり取りされる超高速化社会へと進化している。企業はこの変化に対応するため、AIを活用した取り組みを実施しているが、意思決定の量や質に関する課題も浮上している。
  2. この課題に対処するため、AIと人間それぞれの特徴を活かした「ハイブリッド意思決定」が注目されている。ハイブリッド意思決定を実現するには、人の心理的障壁を取り除き、組織としての体制を整え、AIと人の役割・責任を明確にすることが重要である。
  3. 実際の企業事例では、ハイブリッド意思決定により意思決定の迅速化、効率化、最適化が実現されている。電気・産業機器メーカーでの動的KPI導入、小売業での人材育成計画の効率化、銀行での借入金最適化など、さまざまな分野で成果が出ている。
  4. 今後、AIがさらに進化することでハイブリッド意思決定が常態化すると予想される。この環境下で成果を出し続けるには、AIをパートナーとして活用しつつ、人間特有の能力を発揮するマネジャーの育成が企業の成否を左右する重要な要素となるだろう。

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執筆者情報

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    名前
    尾本 真由
    所属・職名
    金融ITコンサルティング部
    グループマネージャー

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