CONTENTS
Ⅰ はじめに
Ⅱ 日本のトランジション・ファイナンス
Ⅲ ASEANにおけるトランジション・ファイナンス
Ⅳ 今後について:さらなる論点の可能性
要約
- トランジション・ファイナンスは脱炭素に向けた取り組みや企業へのファイナンス手法の一つである。特に2020年のICMAによるCTFH発行、2021年以降の日本による各種取り組みなどの後、その重要性が国際的に認識され、さまざまなガイダンスやレポートなどが示されている。
- 日本は世界に先駆け、トランジション・ファイナンスの環境整備を進めてきた。国内では民間企業による活用が進み、政府自身もトランジション・ファイナンスを実施した。国際的なトランジション・ファイナンスやトランジションラベルの普及に伴い、国内市場もより活発になることが期待される。
- ASEAN地域の脱炭素化に向けてトランジション・ファイナンスによる信頼性の担保やブレンデッド・ファイナンスによるリスク低減が重要と考えられる。また、ASEAN地域の実情に合わせた形のトランジション・ファイナンスも必要であり、経済産業省からは「インクルーシブアプローチ」が提示されている。
- トランジション・ファイナンスの取り組みは直近で非常に盛んになっており、今後も拡大が期待される。また、トランジション・ファイナンスの拡大に向けて今後の論点となり得ると筆者らが考えるテーマの例として、①イネーブリング、②公正な移行、③気候変動適応、④自然・生物多様性の4点が挙げられる。
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- 名前
- 小熊坂 湧太
- 所属・職名
- 経営コンサルティング部
シニアコンサルタント
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- 名前
- 真上 真歩
- 所属・職名
- 経営コンサルティング部
コンサルタント
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- 名前
- 米村 綸華
- 所属・職名
- エネルギー産業コンサルティング部
コンサルタント
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