金融ITフォーカス 2018年9月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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フィンテックによる金融業の変革が進んでいる。証券業も例外ではなく、サービスとインフラの両面で革新的な動きが広がっている。フィンテックの広がりで証券業はどう変化するのか。証券会社はどう対応していけばよいのか。日本証券業協会で最高情報責任者(CIO)、最高リスク管理責任者(CRO)を務める鎌田沢一郎氏に語っていただいた。
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金融市場
足もとでエスカレートしてきている米中貿易戦争は、当事国のみならず世界経済全体にとって大きなリスクである。さらに事態が悪化していけば、日本経済が景気後退へと陥るきっかけとなる可能性もあるだろう。
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アセットマネジメント
2017年度、過去最高収益、高い営業利益率を達成した資産運用会社であるが、今後の見通しをみると、低収益化、サブアドへのフィー増加などの課題がある。成長戦略実現のためには、効果的なコスト・アロケーションが今後の明暗を分けると考えられる。
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デジタルイノベーション
人はAIを使いこなすことで、迫り来る労働力不足に対応し、オフィスの働き方改革にも寄与できるだろう。その影響はホワイトカラー全般におよび、AIとの役割分担の先には、タスクフローを再構築して新たな業務を実現するデジタルトランスフォーメーション(DX)を見据えることが求められる。
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デジタルイノベーション
中国のP2Pレンディング業界は、淘汰が進む一方、巨大な市場の将来性を見込まれ、上場や大型資金調達を果たす企業も出ている。業界での地位が確立されたP2P大手は、揺れ動く業界環境下でも今まで蓄積した顧客基盤を活かし、ウェルスマネジメントへの進出等新たな事業創出を図っている。
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中国金融市場
今年に入って中国の金融業界の対外開放が進み始めた。外資金融機関の参入が長年厳しく制限されてきたことを考えると、画期的である。一方、資本自由化やそれに伴う為替レート変動の自由化について、中国政府は依然として慎重である。
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数理の窓
「丈の短いスカートが流行している年は景気が良くなる」という法則は、景気動向に関する俗説として知られている。スカートの丈と景気に偶然の相関関係はあるのだろうが、そこに因果関係があると本気で信じている人は少ないだろう。因果関係とは原因と結果の関係のことで、ここではもちろん、「原因=スカートの丈」、「結果=景気」である。
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp