英国における投信の流動性リスク管理をめぐる議論
英国では今年6月、有力株式投信が流動性の問題から解約停止に追い込まれ、オープンエンド型投信の流動性リスク管理規制への関心が高まった。規制監督を担うFCAがファンドの解約停止が投資家保護に果たす意義を強調する一方、金融安定性を監視するBOEはファンドの流動性ミスマッチそのものを警戒しており、両機関で行う共同調査の行方が注目される。
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