金融ITフォーカス 2019年12月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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人事戦略の一つとして「働き方改革」に力を入れる金融機関は多い。一方で金融機関はその特有の文化、風土、マインドから、改革実現の難しさは否めない。デジタル変革時代における「金融機関の働き方」について、働きがい、人事慣行と共に顧客本位とどう向き合うか。令和元年度総務省「テレワーク先駆者百選」に選定された岩井コスモ証券代表取締役会長CEOの沖津氏に語っていただいた。
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金融市場
トランプ政権はドル安志向を強めており、為替市場でドル売り介入を実施する可能性もある。その結果、ドル一極体制の問題点がより際立っている。この問題への対応と新デジタル通貨リブラへの対抗の両面から、ドルと競合する主要通貨バスケットで構成される世界法定デジタル通貨創設の構想も出てきた。
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コンダクト・リスク管理は、健全な企業文化の醸成と維持を含む、従来のリスク管理の枠組みを超える大きな概念である。トップ・マネジメントの主体的関与なくしては、コンダクト・リスク管理の実効性は高まらない。
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バンキングAPI(Application Programming Interface)の制度的枠組みを整備した改正銀行法が施行されて1年半が経過した。導入状況をみると数字の上では順調に推移しているかのように見えるが、実際は必ずしもそうではない。バンキングAPIの意義を再確認し、イノベーションを創出させる必要がある。
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デジタルイノベーション
デジタルガバメント戦略を推進していくうえで欠かせないのが国民との信頼関係である。その信頼関係が醸成されやすくデータの活用が期待されるのが、人口10万人程度の都市である。地域特性を判断したうえで生産性向上が期待できる拠点都市を選定し、デジタル社会資本の構築を進めていくべきである。
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中国金融市場
中国では、不良債権処理の圧力が強まり、利益環境の厳しさも増す中で、銀行は自己資本補充に向けて動いている。金融リスクの把握、抑制・取締り、自己資本増強という金融安定化に向けたプロセスが徐々に進んでいる。
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数理の窓
1つのプログラムが、仕様通り正確に動くことを“証明”するのは難しい。このため、仕様書からバグのないプログラムを自動生成する「自動プログラミング」の研究が進んでいる。
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- A4版・16ページ(通常)
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp