金融ITフォーカス 2020年11月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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当面の経済は、新型コロナウイルスに関する知見の蓄積や人々の「慣れ」を手掛かりに緩やかな回復トレ ンドを示すが、その過程では、感染の波につられる形で細かな波を繰り返す形になると考えられる。
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中小金融機関にとって気候関連金融リスクの計測は大きな課題である。英国監督当局は、金融機関のビジネス・モデルや経営資源に相応しい取り組みを認めている。計量化を焦ることなく、定性的なアプローチから始め、段階的に高度化を図ることも選択肢の一つである。
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アセットマネジメント
国内のアセットオーナーや運用会社がデータ管理の体制を見直そうとしている。データウェアハウスを中心としたシステムプロジェクトと並行し、新たにデータ管理の体制を構築するケースが増える兆しがある。背景には、データ中心の新たなオペレーションモデルへの転換がありそうだ。
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アセットマネジメント
英国では退職準備期のDC年金保有者に年金資産の引き出し方に関するガイダンスを面談形式で提供する公的サービス、ペンションワイズに対する評価が高い。我が国でも老後の資金計画に対する関心が高まる中、個人の状況を考慮した情報提供を通じて利用者に次の行動を促すペンションワイズの取り組みには参考となる面が多いのではないか。
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デジタルイノベーション
欧米アセットサービサーにおける運用会社やアセットオーナーを対象としたAI 活用の取組みは、投資リサーチ(非中核業務分野)関連など限定的なレベルに留まっていたが、最近、カストディなどの中核業務分野にも進んできており、AIの適用範囲や目的等は徐々に多様化している。
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数理の窓
ここに10台のスロットマシンがある。マシンのアームを引くと一定の確率でコインが得られる。各マシンの当たる確率はバラバラだが、時間によっては変化しない。この確率は事前に分からないとし、これから1000回引けるとして、得られるコインを最大にする戦略はあるか?
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- A4版・16ページ(通常)
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp