ウアイコアコレ(地べたに眠る連中)
人類学者レヴィストロースは1938年にアマゾン奥地で先住民「ナンビクワラ族」と接触した。彼らは衣服を一切身に着けておらず、文字を持たないばかりか絵や紋様を描くといったこともせず、財産は木片、動物の骨、毛皮の切れ端といった粗末なものばかりで、夜になると土の上でそのまま眠り、近隣先住民からも「ウアイコアコレ(地べたに眠る連中)」と揶揄される有様であった。
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