現在、企業の課題とされているデジタル化には2つの面がある。1つは、企業と顧客(消費者)との間のコミュニケーションをデジタル化すること、もう1つは、企業と顧客との間でやり取りされるデータをデジタル化することである。この2つのデジタル化がマーケティング分野で起きたものがデジタルマーケティングである。
常に身に付けているか身近に置いてあるスマートフォンが広く普及したことで、企業は消費者の心理を詳しく把握すること、タイムリーに消費者に働き掛けることがこれまでに比べてはるかに容易になった。この状況を追い風として、大量のデータを高速で処理する分析ソリューションや、分析シナリオに基づいた顧客への働き掛けを自動化するマーケティングオートメーションなど、デジタルマーケティングへの投資がこの数年で一気に増えた。
PDFファイルでは全文お読みいただけます。
執筆者情報
※組織名、職名は現在と異なる場合があります。
お問い合わせ
お気軽にご意見、ご要望をお寄せください。
-
株式会社野村総合研究所
コーポレートコミュニケーション部